番外編~中国ハルビン市・旧ヤマトホテルで優雅に『龍門貴賓楼酒店・叶尼塞西餐廰』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国・ハルビン市の『龍門貴賓楼酒店メインダイニング・叶尼塞(エニセイ)西餐廰』です。

 

 

ハルビン市は黒龍江省の省都

都市部人口は約590万人

中国最北端の大都市です

 

ロシア人が建設した街は

『東方の小パリ』とも呼ばれ

今なお欧風の建物、街並みが残っています

 

 

『龍門貴賓楼酒店』は

1903年にロシアの東清鉄道が

『東清鉄道ホテル』として建設したもの

 

日本の傀儡政権『満州国』時代は

満鉄(南満州鉄道)経営の

『ヤマトホテル』となりました

 

 

エントランスホールには

建設当時の雰囲気を残す

重厚階段が現存しています

 

 

現在は3スターのホテルですが

レッドカーペットを敷き詰めた長い廊下は

往時の栄華を物語っています

 

 

メインダイニング『叶尼塞西餐廰』は

長い廊下の一番奥

重厚な木製の扉が印象的です

 

 

派手さはありませんが

ゆっくりと落ち着ける雰囲気

タイムスリップしたように感じます

 

 

メニューは

ステーキなど西洋料理がメインですが

一部中華料理もあります

 

何はともあれ

ビールで一息つき

何を頂くか考えます

 

 

中華メニューにも惹かれましたが

この西洋風の重厚な店内では

洋食になります

 

まずは『意太利肉醤面』

スパゲティ・ミートソースです

20元(約340円)

 

 

アルデンテは好きではありませんが

この柔らかさは

度を超しています

 

しかもミートソースは

胡椒が効いているだけで

味が全くありません

 

 

スパゲティは

細かくブツブツになっています

・・・どうしたらこんなふうになるのでしょう

 

食べ物を残すのが好きではないので

完食しましたが

こんなひどいパスタは初めてです

 

 

空腹だったので

もう一品注文していました

・・・失敗したかな?

 

『黒胡椒牛扒』

サーロインステーキです

58元(約980円)

 

100g程度のステーキに

黒胡椒がびっしり

ビジュアルは合格です

 

 

ソースは醤油ベース

若干甘いですが

味は悪くありません

 

 

ミディアムにグリルされた肉は

歯応えがあり美味

・・・このくらいの食感が好みです

 

 

添え物はシンプルに

ごぼうチップス、ピクルス、ブロッコリー

・・・ごぼうチップスが秀逸でした

 

 

ステーキが美味しかったので

スパゲティの酷さは

事故だったと思いましょう

 

おそらく

シェフ見習いが

調理(?)したのでしょう

 

長期間旅をしていると

たまにはこんなこともあります

・・・と割り切りが重要

 

ごちそうさまでした

 

龍門貴賓楼酒店

中華人民共和国黒龍江省哈爾浜市南崗区紅群街85号

86-451-83117777

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、韓国・サチョ(三陟)市です。