ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国上海市の『恵民点心店』です。
上海市の行政区画の面積は
約６３００㎢
東京都のほぼ３倍あります
『恵民点心店』は
そんな巨大な上海市の外れの
天馬山という町にあります
上海市中心部からは
地下鉄とバスを乗り継ぎ
２時間あまり掛かります
外国人観光客が訪れることは
殆どありません
・・・なぜこんな処に行ったのか？
天馬山公園内にある
ピサの斜塔ならぬ上海の斜塔
『護宝塔』を見るためです
１０７９年建立
高さ約２０ｍ
６．５１度傾いています
ピサの斜塔は
３．９９度の傾斜ですので
護宝塔は相当の傾きです
午前中に護宝塔を見学し
町に戻り
ランチを摂ることに
ローカルな店がいいなと思い
探しまわって見つけたのが
恵民点心店です
店内はテーブルが３卓
しかし１卓は
蒸籠や容器で一杯
前の客の器は
テーブルから片付けていません
中国の郊外の店ではよくあることです
メニューは
麺、炒飯、餃子
小籠包、ワンタンなど
点心も麺も
中年のご夫婦が
店内で手作りしています
まずは生煎
日本では焼き小籠包と
呼ばれています
８個入りで
６元（約１００円）
安っ！
不揃いの生煎
雑な盛り付け
中国の食堂では日常茶飯事
モチモチの皮に
ジューシーな餡がぎっしり
とても美味です
ビールを飲みたかったのですが
没有＝メイヨー（ありません）とのこと
じっと我慢・・・
葱油拌麺を注文したところ
これも没有
葱油を切らしているのかな（？）
では雪菜肉絲麺を注文
これは有＝ヨー
８元（約１４０円）
別室で
お母さんが手際よく
麺を茹でています
具材や各種調味料
これだけあるのに
なぜ葱油拌麺ができない（？）
炒めた高菜と肉の麺
・・・の筈なのですが
肉が見当たりません
確認しようにも
お母さん英語ＮＧ
私は中国語ダメ
まあいいかとして頂きます
高菜を炒めた胡麻油の香りが
とても芳しい
スープは濃い味に見えますが
あさりとした醤油味
とても美味
ストレートの麺は
かん水が使われていないため
細いうどんのような食感
喉越しも良く
スープとの相性も抜群
好吃！好吃！
軽くランチのつもりだったのですが
結構なボリュームで
お腹いっぱいに
ごちそうさまでした
次回は、本日１５：００にオンストリート編。旅をした国々の街角の光景をご紹介します。テーマは、韓国・クンサン（群山）市です。