ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国福州市の『沙茶厨坊』です。
福州は福建省の省都
都市部の人口300万人強
省第一の都市です
19世紀半ば
阿片根絶に尽力した官僚
林則徐の生誕地でもあります
市内には
『林則徐記念館』など
関連施設がいくつかあります
今回ご紹介する『沙茶厨坊』の最寄駅は
市の中心部にある
地下鉄1号線『南門兜』
駅の真裏には
福州随一のレストラン街
『冠亜美食街』が
沙茶厨坊は
冠亜美食街の中にある
小さなレストラン
明るい店内は
清潔感に溢れています
・・・中国でもこういう店が増えつつあります
メニューは
店名の通り沙茶麺がメインで
20種類もあります
沙茶麺は厦門(アモイ)の名物で
ピーナツペーストをベースにした
沙茶醤のスープが特徴
同じ福建省にありながら
福州で見かけることは
あまりありません
私が選んだのは
『花蛤沙茶麺』
13元(約210円)
価格が変動していることもあります
あさりの沙茶麺
『蛤』と書かれていても
あさりの場合がよくあります
そう言えば英語でも
CLAMというと
あさりだったり蛤だったり
厦門で頂いたスープを
期待したのですが
ちょっと違います
ピーナツ風味は薄く
辣油が強いので
担々麺のスープのようです
不味くはないのですが
あの独特の沙茶醤スープとは
全く別物です
麺は中太ストレート
つるつるの喉越しで
茹で加減もいいです
プリプリのあさりが9個
香りもよく
とても美味
油揚げ風の物体
スープの旨味を吸って
味も食感も抜群
レタスが圧巻でした
熱が通っているのに
シャキシャキ感が損なわれていません
厦門で頂いた沙茶麺とは
かなり違うものでしたが
これはこれでとても美味しかったです
ごちそうさまでした
沙茶厨坊
中華人民共和国福建省福州市鼓楼区冠亜美食街6
86-591-8780-9816
次回は、明日8月31日(土)に番外編。東京都台東区浅草の中華『ぼたん』をテーマにします。