ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、台湾鹿港鎮の食堂『阿賢』です。
鹿港は台中の西約30㎞
台湾海峡に面した
人口9万人弱の鎮です
鎮とは台湾の行政単位で
市より一段格下で
日本の町に相当します
清朝時代に
台湾で栄えた街は
『一府、二鹿、三艋舺』と言われています
一府=台南、二鹿=鹿港
三艋舺=萬華(台北)
鹿港はそれほど栄えた街だったのです
街のそこかしこには
かつての栄華を偲ばせる
寺社が数多くあります
『阿賢』は
鹿港のメインストリート民権路に面した
地元密着型の食堂
THE台湾のローカル食堂
こういう店では
絶対に美味しいものが頂けます
民権路に向いた
清潔で効率的な厨房では
女性が二人忙しそうにしています
メニューは
麺、米粉、ご飯もの、スープ
『各式小菜(おかず)』もあります
気になったのは『趩仔麵』
店の方にお聞きしたのですが
私のなんちゃって中国語では通じません
趩仔麵に未練は残りましたが
『排骨麺』を発注
65元(約220円)
価格が変動していることもあります
排骨は
豚のスペアリブに
卵と小麦粉を付けて揚げたもの
かなり大きな排骨が
どんと乗っていて
見るからに美味しそう!
麺は少し柔らかめ
・・・ラーメンマニアには向かないかも・・・
私は好みですが
醤油味のスープは
鶏ガラ出汁で
ニンニクが効いて超美味
排骨の油と融合し
独特の味になっています
ラーメンマニアからも合格点が出ると思います
骨の回りは脂があって美味
気を付けないと
歯を傷つけてしまいますが
衣はシンプルな味付けで
スープを邪魔しません
・・・いい仕事しているなぁ~
正肉の部分は
柔らかくジューシー
こちらももちろん美味しいです
ふらりと立ち寄った店ですが
200円ちょっとで
こんなに美味しい排骨麺を頂けるとは!
ごちそうさまでした
阿賢
中華民国彰化縣鹿港鎮民権路216號
次回は、明日7月24日(水)に番外編。『ランチ回顧録~丼物』をテーマにします。