スピンオフ編~兵庫県神戸市・目から鱗『へぇ~そうだったんだ!神戸』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、大好きな神戸について最近知った意外な事実『へぇ~そうだったんだ!神戸』をテーマにします。

 

 

神戸が大好きで

これまで数え切れないほど

訪れていますが

今回の訪問で

『そうだったんだ!』と思うことが

いくつかありました。

 

神戸の方からは

『そんなん知らんかったん』と

お叱りを受けるかもしれませんが

ご紹介します。

 

Episode #1

トアロードの由来

 

トアロードは

神戸の中心地を南北に走る

魅力的な通りです。

 

かなりの年齢になるまで

『東亜ロード』だと思っていましたが

ある時、神戸の方に

通りの最北端に存在した

『Tor Hotel(トア・ホテル)』に由来するのだと

教えて頂きました。

 

その時は納得したのですが

ではなんでTor Hotelなの?

 

私のボキャブラリーでは

Torは〝でこぼこの岩山″ですが

北野近辺には見当たりません。

 

今回

海岸通りにある『神戸華僑歴史博物館』で

謎が解けました。

 

 

イングランドのある地方では

岩山や小山の上に

石の建造物があるものを

Torと呼んでいるそうです。

 

トア・ホテルがあった場所には

ハンター邸(現在は王子動物公園内に移設)があり

その住人であったイギリス人が

その邸宅をThe Torと呼んでいたことから

ホテル開業に際しても

名前に転用されたそうです。

 

 

Episode #2

新開地のBIGMANはチャップリンだった

 

新開地は

兵庫区南部にある繁華街。

 

市役所が三宮に移った

1957(昭和32)年までは

神戸の中心地だったそうです。

 

現在でも賑やかで

多聞通りを挟んで商店街があり

山側は飲食店が多い飲み屋街

海側はボートピア、ラウンドワン

大衆演劇場などがある娯楽街になっています。

 

 

商店街の海側の入口に

BIGMANとよばれるゲートが設置されています。

 

2002(平成14)年

新開地の新たなシンボルとして

竣工されたそうです。

 

これまで何度も通っていますが

男女が向き合っている構図

ずっとそう思っていました。

 

今回の訪問で

神戸在住の友人にその旨を話しますと

〝あんたの目は節穴か?

あれはチャップリンや″とのこと。

 

どこがチャップリンと思い

再び訪問し

まじまじ眺めてようやく分かりました。

 

青と赤のオブジェではなく

それに挟まれてできた空間が

チャップリンなんですね

・・・目から鱗!

 

 

Episode #3

ロダンの狸

 

阪神『春日野道』駅と

阪急『春日野道』駅の近くにある

南北に200m程の『大安亭市場』。

 

何がと問われると困るのですが

何となくこのマイナーな商店街が好きで

何度も足を運んでいます。

 

その割には無知だったなと

今回痛感したことがあります。

 

Episode #3 Section 1

 

『大安吉日』が頭に刷り込まれ

ずっと『たいあんてい いちば』と

読んでいました

・・・『おおやすてい いちば』だったのですね。

 

この市場のマスコットが

『ロダンの狸』。

 

ゲートにも

大きく描かれています。

 

 

 

Episode #3 Section 2

 

ロダンと言えば

フランスの彫刻家

オーギュスト・ロダンですよね。

 

山側の入口にいる

この狸がなんでロダンなのだろう

そう思ったことはあるのですが

深く追求することはありませんでした。

 

 

近寄って見ると

なかなかとぼけた顔をしています。

 

ますますロダンから遠ざかります。

 

 

彼の脇に

説明書きがあります。

 

この地域『葺合』に伝わる民話

『ロダンの狸』に登場する

芝居が大好きな狸

ふむふむ・・・

血のにじむ修業をし

『大安亭のロダン』と呼ばれる

立派な役者になったのね。

 

しかし

ロダンの由来は謎のまま。

 

 

このままだと眠れそうにないので

ホテルに戻ってから

ネットで調べました。

 

中国の故事

『魯之男子』に由来しているそうです。

 

賢人の真似をするのではなく

賢人の精神を学び取ることが大切

そんな意味だそうです。

 

名優の真似をするのではなく

名優の精神を学び取った狸ということで

魯之男子・・・縮めて『ロダン』になったようです。

 

詳細にご興味のある方は

こちらへ。

 

Episode #4

蒲鉾発祥の地は神戸

 

関東の人間は

蒲鉾発祥の地は小田原

そう確信していると思います

・・・かく言う私もその一人でした(過去形)。

 

神戸に来ると

必ず生田神社をお参りします。

 

 

そして

神社裏手の『生田森』へ。

 

ここの静けさが

好きなのです。

 

 

何度も訪れていながら

全く気付かなかったものを

発見しました

・・・かまぼこ発祥の地の碑です。

 

西暦201(神功元)年

神功皇后が韓半島遠征の時に

生田の森で

魚のすり身を鉾の先に塗りつけて

焼いた物を食べたのが

蒲鉾の始まりとのことです。

 

神戸発祥にも驚きましが

1700年以上も前に

蒲鉾があったことにも

驚愕しました。

 

 

Appendix

神戸の居酒屋は正直

 

JR神戸駅近くの

居酒屋の店頭にあったボード。

 

〝化学調味料はほぼ使わず、完全手作り″

正直ですね!

 

 

徒然なるままに

書き綴った本日のブログ

最後までお付き合い頂き

有難うございました。

 

次回は、明日6月28日(金)に番外編。中国長春市のカフェ『Beyond Reading』をテーマにします。