スピンオフ編・兵庫県神戸市・観光スポットではありませんが素敵です『海岸ビルヂング』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、兵庫県神戸市中央区の『海岸ビルヂング』です。

 

 

最寄駅は

神戸市営地下鉄海岸線

『みなと元町』。

 

 

駅から徒歩4~5分

海岸通に面した

歴史的建造物です。

 

 

1911(明治44)年

貿易会社『兼松商店』(現、兼松)の

本店として建設されました。

 

設計は

神戸地方裁判所や

旧小寺家厩舎(相楽園内)などを手掛けた

河合浩蔵。

 

旧名を『日濠館』と言い

2003(平成15)年に

国の有形文化財に登録されています。

 

古典洋式に

ドイツ・ルネサンス様式を加えた

重工なデザインのファサードが

印象的です。

 

 

御影石彫刻のペディメントは

唐破風を意識しているのでしょうか?

 

 

外壁の要所要所に配された

古風なランプにも

歴史の重みを感じます。

 

 

入りにくい雰囲気ではありますが

一般開放されています。

 

ただし

現在もオフィスとして使用されていますので

見学には十分な配慮が必要です。

 

 

この建物の最大の特徴は

1階から3階まで

一直線に駆け上がる階段。

 

かつては

レッドカーペットが

敷き詰められていたそうです。

 

 

 

最上階の3階は

こんな感じで

意外にシンプルです。

 

 

階段真上の天窓には

ステインドグラスが。

 

こちらもシンプルですが

神戸の粋を感じるデザインです。

 

 

グレイと白に塗り分けられた壁

ノスタルジックですね。

 

 

洗面所とトイレも

改修はされていますが

昔の雰囲気を残しています。

 

 

洗面所の脇には

裏口に続く階段が

・・・こちらもいい感じです。

 

 

裏口は

正面玄関と比べると

華やかさはありませんが

何となく(・・・私的感覚)

港町を感じます。

 

 

建物裏側の

2階及び3階部分は

煉瓦造りになっています。

 

赤いテントの部分には

ブティックがあります。

 

 

1階には

『アリアンス グラフィック』という

お洒落なカフェもあります。

 

 

ビルの内装を

可能な限り生かした

クラシックな店内

まさにOldies but Goodies。

 

ランチをと思ったのですが

何らかのハプニングのため

シェフが買い出しから戻れず

頂くことができませんでした

・・・残念!

 

 

ガイドブックには載っていませんが

古き良き神戸を満喫できる

素晴らしいスポットです。

 

元町/南京町から

ポートタワーに行く途中にありますので

是非一度。

 

海岸ビルヂング

兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5

平日 8:00-20:00  土日祝日9:00-20:00

 

次回は、明日6月7日(金)に番外編。中国広州市の『蝦餃妹』をテーマにします。