ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国瀋陽市の『四季抻面』です。
瀋陽市は遼寧省の省都
都市部人口約400万人
東北地方最大級の都市です
清王朝(建国時は後金)発祥の地で
1644年に北京に遷都されるまでは
首都でした
そのため市内には
瀋陽故宮や城門など
歴史的な建造物が多くあります
こちらは『撫近門』
通称『大東門』
上に上ることはできません
撫近門の脇には
市民の台所
『大東門農貿市場』が
『四季抻面』は
市場の一角にある
抻面の専門店
道路側だけでなく
市場内にも
入口があります
広い店内は
シンプルですが
清潔な感じです
麺は10元(約170円)前後
軽い酒肴もあり
アルコールも飲めます
代金は前払い
このカウンターで支払い
食券を受け取ります
隣にある厨房に
食券を出し
麺ができるのを待ちます
『取餐口~TAKE MEAL MOUTH』
これには笑いました
そのまま直訳です
そもそも抻面とは?
『抻』は中国の簡体字
日本では『伸』
注文ごとに
麺を延ばし
茹でています
私が頂いたのは
『蛋炒面』10元(約170円)
玉子焼きそばです
伸ばした麺を茹でてから
醤油味で炒めたもの
日本の麺の2倍くらいの量です
麺の太さや形状は
バラバラですが
腰があります
かん水が使われていないので
うどんに近い食感
日本人の口にとても合います
濃い味に見えますが
意外にあっさり
とても美味しかったです
ビジュアル的には
余り美味しそうに見えない玉子
でも麺にいいアクセントを加えています
玉子の他には
青梗菜が入っているだけ
Simple is best
日本の中華料理店では
抻面って見たことありませんが
絶対に受けると思います
ごちそうさまでした
次回は、明日6月1日(土)に番外編。兵庫県神戸市の中華『小小心縁』をテーマにします。