ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、東京都渋谷区代々木上原のイスラム教寺院『東京ジャーミイ』です。
最寄駅は
東京メトロ千代田線、小田急線
『代々木上原』。
駅から徒歩５分
井の頭通り沿いに建つ
日本最大級のモスクです。
正式名称は
『東京ジャーミイ・トルコ文化センター』。
トルコ共和国の援助により
２０００（平成１２）年６月に開館したもので
オスマン様式の荘厳な建物です。
基本的に参観は自由
まずは１階の
トルコ文化センターから。
入口右側には
トルコのお土産を売っている
コーナーがあります。
お土産コーナーの前には
休憩コーナーが。
チャイが
無料で振る舞われています。
香高い
とても美味しい紅茶です。
１階の右奥には
多目的ホールがあり
講演やイベントが行われています。
礼拝堂へはこちらの階段から
２階に上がります。
ここから先は
土足厳禁
女性はヒジャブ（スカーフ）着用。
半ズボンやミニスカートも
ＮＧです。
アヤソフィアとまでは言いませんが
本格的な造りの
トルコ風の礼拝堂です。
正面の窪みは
ミフラーブと呼ばれ
聖地メッカの方向を指し示しています。
ミフラーブの脇にある階段状のものは
ミンバル（説教壇）です。
階段の一番上にある
屋根付きの玉座は
預言者ムハンマドのものとされ
誰も使うことは許されていません。
従って
実際に使用されることはなく
装飾的な意味合いを持ったものです。
天井ドームには
ステインドグラスと
幾何学模様が。
中央には
アラビア文字のカリグラフィーが施され
アッラーの教えが書かれているそうです。
カリグラフィーは
礼拝堂の様々な場所に施されています。
こちらは窓の上にあるもの
～預言者ムハンマドは述べられた
イスラムとは～
そう書かれているそうです
・・・勿論受け売りです。
ステインドグラスもたくさんありますが
キリスト教の教会と異なるのは
偶像崇拝が許されていないことから
人物像はなく
全て幾何学模様であるということです。
３階には
バルコニーのようになった場所が。
女性専用の礼拝所で
男性は入れません。
一番下のフレーズは
インドネシア語ですね。
そう言えば
インドネシア人が結構来ていました。
バルコニーの壁にも
綺麗なカリグラフィーが。
ヤー・スィーンについて
書かれているそうです。
私の記憶に間違いがなければ
ヤー・スィーンは
預言者ムハンマドの別名
・・・無神論者のあやふやな記憶ですので
あてにはなりません・・・
宗教的なことには
余り興味はありませんが
モスク自体、カリグラフィー、ステインドグラスの
華麗なる美しさに魅了されました。
皆さんも
パスポート不要の
プチトルコ旅行に行きませんか？
東京都渋谷区大山町１－１９
03-5790-0760
10:00-18:00
次回は、明日５月３日（金）に番外編。中国広州市の『香港金杯雲呑面』をテーマにします。