スピンオフ編~東京都目黒区駒場・内田ゴシックAGAIN『東京大学教養学部1号館』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、東京都目黒区駒場の『東京大学教養学部1号館』です。先週アップした『港区立郷土歴史館』の続編です。

 

最寄駅は

京王井の頭線

『駒場東大前』。

 

 

駅の目の前には

東京大学駒場キャンパスの正門が。

 

私は一度たりとも

この大学に入りたいと

思ったことはありません。

 

思ったとしても

入れてくれなかったでしょうが・・・。

 

ちなみに我が母校は

『東外大』と略称されることもあり

大にれた学生の

そんな自虐ネタがありました。

 

 

・・・閑話休題・・・

キャンパスへは

部外者も入ることができます。

 

正面に聳える

威風堂々たる建物が

元旧制第一高等学校本館

現在は教養学部1号館。

 

東大本郷キャンパスの

安田講堂によく似ています。

 

それもそのはず

設計者は

同じ内田祥三なのです。

 

 

エントランスは

港区立郷土歴史館とそっくりです。

 

安田講堂が1925(大正14)年

教養学部1号館が1933(昭和8)年

港区立郷土歴史館が1940(昭和15)年

内田建築史を垣間見ることができます。

 

 

イオニア風の柱は

港区立郷土歴史館と

似ています。

 

 

窓の下に配された

スクラッチタイルの傾斜が

何となく和テイストです。

 

 

現在でも教室として使用されており

外部の者が立ち入れるのは

ここまで。

 

 

内田ゴシックの特徴の一つである

『犬小屋』と通称されるポーチ(入口)は

この建物にはありません。

 

 

壁面に施されたパターンは

これぞ内田ゴシック。

 

 

こちらは裏門

上部に校章のようなものが。

 

 

旧制一高の校章であった

『護国旗』のレリーフです。

 

『文』を象徴するオリーブと

『武』を象徴する柏の中央に

『國』の字が配され

文武両道を持って国を護るという

旧制一高教育の真髄を

表しているとのことです。

 

 

ヨーロッパの街のような

素敵な並木道に面した1号館

私の母校もこんな環境であったら

私はもっと真面目に学業に勤しんだ

・・・かもしれません。

 

 

館内を見ることができないのは

残念ではありますが

外観だけでも

内田ゴシックの真髄を

楽しむことができます。

 

東京大学駒場キャンパス

東京都目黒区駒場3-8-1

 

次回は、明日3月8日(金)に番外編。中国瀋陽市の『鹿鳴春』をテーマにします。