番外編~中国瀋陽市・老舗で頂く絶品の鹿肉バーガー『鹿鳴春』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国瀋陽市の『鹿鳴春』です。

 

 

瀋陽市は

遼寧省の省都

都市部人口625万人の大都市です

 

清国滅亡時の首都は北京でしたが

建国から四半世紀ほどは

瀋陽が首都だったのです

 

このため瀋陽には

清朝2代皇帝の陵墓『昭陵』など

重要な史蹟が残されています

 

 

『鹿鳴春』は

そんな瀋陽の中心部にある

中国東北料理の老舗

 

 

1929年の開業以来

中国近代史上の堂々たる面々が

数多く訪れています

 

エントランスの壁には

政治家、軍人、俳優など

訪れた客の写真がずらり飾られています

 

 

ラストエンペラー溥儀と弟の溥傑

台湾の初代総統蒋介石

一時は毛沢東の後継者だった林彪など

 

 

一人だったからでしょうか

通路のような場所に設けられた

テーブル席に案内されました

 

中国だけでなく欧米でも

格式ばった店に一人で行くと

たまにこんなことがあります

 

ちゃんとした席を用意するよう

英語で抗議しましたが

格式ある店なのに誰も英語を理解しません

 

 

まあいいかと諦め

取り敢えずビールを

・・・15元(約250円)

 

 

『蚝皇牛仔骨』

スペアリブの中国風シチュー

59元(約1000円)

 

 

肉は柔らかく美味しいのですが

塩気がきついです

・・・東北の料理にありがちなことですが

 

 

『砂鍋肉末老豆腐』

豆腐と豚肉の鍋

39元(約660円)

 

味噌味で甘目

八角が効いていて

塩気はきつくありません

 

 

豆腐は硬めの木綿

大豆の味がしっかりしていて

とても美味しいです

 

 

豚ばら肉は

脂身が甘く

見た目よりさっぱりとしています

 

 

味のしみ込んだ筍

日本のものとは

ちょっと食感が異なります

 

 

ニンニクが丸ごと

ホクホクで甘みがあります

臭いなんて気にしません

 

 

こちらでの必食は

『鹿肉焼餅』

鹿肉のバーガーのようなもの

 

 

1個8元(約130円)

3個以上の注文になります

・・・何故1個では駄目なのでしょう

 

 

『焼餅』となっていますが

薄いバンズ

カリカリに焼かれ超美味です

 

 

フィリングは

甘辛く炊かれた薄い鹿肉

美味しい!

 

 

案内された席には

若干不満はありましたが

鹿肉バーガーの美味しさで払拭されました

 

ごちそうさまでした

 

鹿鳴春

中華人民共和国遼寧省瀋陽市和平区十一緯路40号

86-24-23247777

10:00-14:00  17:00-22:00

年中無休

 

次回は、明日3月9日(土)に番外編。東京都台東区浅草の食堂『あるぷす』をテーマにします。