ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都千代田区麹町の『青山からす亭』です。
最寄駅は、東京メトロ半蔵門線『半蔵門』。
駅から徒歩5分、1968(昭和43)年創業の洋食店。ご主人の父上が南青山で開店し、平成の時代になってから麹町に移転しましたが、創業地の名を店名に残しているそうです。
ブラウンを基調とした店内は、シンプルですが上品な趣。
ビーフカツは、ランチ時には『ビーフカツレツ丼』の名前で提供されています。
実は、この店のルーツは1968年よりさらに古く、先々代が1931(昭和6)年に赤坂山王下で開いた『洋食からす亭』まで遡り、その当時のオリジナルメニューの『パンコキール』が人気メニューとして引き継がれています。
ビーフカツレツ丼は、コンソメスープが付いて税込1350円。丼という名前になっていますが、ビーフカツハヤシのような見た目です。
価格が変動していることもあります。
ロース120g程度がミディアムレアに揚げられています。
粗目のパン粉を纏った衣はサクサク、いい揚げ加減です。
肉は、適度な歯応えを残しつつも、柔らかくジューシー。美味いの一言です。
ライスは、ビーフカツの下に。かなりのボリュームです。
甘さ控え目のデミグラスソースは、まさに大人の味。滋味に富んだ絶品です。
添え物の野菜は、シンプルにキャベツの千切りのみ。オーロラソースが掛かっていますが、これは普通。
コンソメスープは、卵がとじられていて美味。薄味でビーフカツの邪魔をしません。
ヒレのビーフカツサンドもありますが、税込3250円。ちょっと躊躇う価格です。と言うか、このビーフカツレツ丼で十分満足です。
ご馳走様でした。
東京都千代田区麹町3-12-12 麹町Mビル1階
03-3239-8636
月~金 11:30-14:30 18:00-21:00
土曜日 11:30-14:30
日曜祝日休み
次回は、明日1月24日(木)に実録編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、私が経験した信じられない話をします。テーマは『くま本館』です。