スピンオフ編~千葉県柏市・在郷商人の粋を感じる古民家『旧吉田家住宅歴史公園』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。2018年の〆はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、千葉県柏市の『旧吉田家住宅歴史公園』です。

 

 

最寄駅は

JR常磐線/東武アーバンパークライン

『柏』

 

 

西口から東武バスに乗り約20分

『花野井神社』で下車します。

 

 

バス停から徒歩5分

広々とした芝生が現れます。

 

ここは既に

『旧吉田家住宅歴史公園』の敷地。

 

 

さらに2~3分歩くと

立派な長屋門が見えます。

 

1831(天保2)年に建てられたもので

歴史公園の中では

一番古い建物です。

 

 

長屋門をくぐると

正面には主屋が

こちらは1854(嘉永7)年の建築。

 

吉田家は

大規模に農業を営みながら

代々名主を務め

穀物商を営んだ在郷商人でした。

 

 

江戸時代後期から大正時代まで

醤油醸造業も行っており

園内には

醤油運搬用の荷車など

関係する道具類も展示されています。

 

 

主屋の前には

美しい花が咲き誇っています。

 

これは何という花でしょう

ご存知の方いらっしゃったら

教えてください。

 

 

12月初旬の暖かい日に訪れたためか

蜜蜂が菊の花から

蜜を集めていました。

 

 

こちらは

鶏頭?

 

 

閑話休題

建物に戻ります。

 

主屋と土間の間にある

囲炉裏は

痕跡を基に復元されたもの。

 

 

渡り廊下で主屋に続く書院は

主屋と同じく

1854(嘉永7)年に建てられたものです。

 

 

書院から望む

京風の庭には

在郷商人の粋と意気を感じます。

 

 

当主の洒脱さは

釘隠しにも見ることができます。

 

千年の人生を祈念したのでしょうか

鶴の形をしています。

 

 

万年を生きる

亀はないのかと思いましたら

書院の欄間の透かし彫りにいました。

 

 

書院を囲む庭の片隅に

さりげなくシャチホコが置かれています。

 

江戸城のものと

伝えられているそうです

・・・本当でしょうか?

 

 

さほど広い敷地ではありませんが

興味深いものがたくさんあり

気が付いたら2時間程経っていて

ちょっと疲れました。

 

長屋門の西蔵には

『長屋カフェ』があり

お茶や食事ができますので

暫し休憩。

 

 

外観とは裏腹に

中はモダンな造りになっています。

 

 

甘いもの得意でないくせに

薦められるままに

ソフトクリームを注文。

 

歌舞伎揚げがトッピングされ

醤油が掛けられています。

 

スィーツ音痴には

ちょっと不安に感じられましたが

意外や意外

合いますね。

 

 

公園の隣には

立派な洋館が。

 

吉田家の当代ご当主の

お姉さまのご自宅だそうです

・・・もちろん非公開・・・

 

 

その隣にも

素敵な洋館が。

 

こちらは

ご当主のご自宅だそうです

こちらも非公開。

 

 

洋館の中は

拝見できませんでしたが

和風の古民家とのアンバランスが

何となく新鮮に感じました。

 

旧吉田家住宅歴史公園

千葉県柏市花野井974-1

04-7135-7007

9:30-16:30

月曜日及び12月29日~1月3日休園

(月曜日が祝日の場合は翌日以降の平日)

入園料 大人200円 大学生・高校生・60歳以上100円

中学生以下無料

 

付録

 

大晦日に関する雑学

大晦日と言えば百八の煩悩を払う除夜の鐘ですが、百八につながるものがもう一つあるのをご存知ですか?お茶です。『茶』と言う字を分解すると、十+十+八十八=百八。年越し蕎麦を食べてビールではなくお茶を飲めば、煩悩を振り払えるかも。ちなみに煩悩の数が百八なのは『四苦八苦』・・・4×9+8×9=108。(諸説あります)

 

次回は、明日1月1日(火)。ビーフカツに戻ります。総集編『2018素敵だったビーフカツたち』です。

 

 

亡母の喪中ゆえ

明日は新年の御慶びを申し上げられませんが

よいお年をお迎えください

 

来年もよろしくお願い致します