番外編~中国天津市・独特の食感のじゃが芋麺とあさりのスープが絶妙に絡む『天一花甲粉』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国天津市の『天一花甲粉』です。

 

 

『天一花甲粉』は

天津市内に何店舗かある

ちょっと変わった麺の専門店です

 

今回ご紹介するのは

市の中心部

濱江道にある店

 

この近辺は

天津随一の繁華街で

欧風の建物が並ぶ歩行者天国

 

 

歩行者天国に至る

アプローチ部分には

屋台や庶民的な飲食店があります

 

 

天一花甲粉も

華やかな部分ではなく

庶民的な所にあります

 

看板に『总店(本店)』と

書かれていますので

ここが本店なのかもしれません

 

 

広く見えますが

実は鏡のマジック

4人掛けのテーブルが4卓のみ

 

 

店の規模の割には

従業員が4人も

客より多い!

 

 

ほとんどのメニューに

『花甲』の二文字が

入っています

 

私の乏しい中国語のボキャブラリーでは

『還暦』を意味する言葉の筈ですが

還暦麺ではないでしょう

 

 

米粉、サツマイモ麺などが有りますが

『花甲土豆粉』をチョイス

14元(約240円)

 

土豆(ポテト)の麺

韓国のカムジャサリを

思い浮かべました

 

冷蔵ケースに

アルミの鍋がいっぱい

まさかこれではないだろう・・・

 

 

・・・と思っていたら

やおら一つを取出し

IHの上に置くではありませんか・・・不安!

 

 

待つこと約5分

アルミの鍋ごと登場

何だぁ~メニュー写真と全然違う!

 

 

こちらがメニュー写真

あさりや野菜が満載

実物と全然違うじゃん!

 

 

詐欺だ、と思いつつ

掻き混ぜてみると

中からあさりが出て来ました

 

 

薬味は

テーブルに備え付けの

パクチーと唐辛子

 

 

見るからに辛そうなので

唐辛子はパスし

パクチーだけにしました

 

 

麺はモチモチ、ツルツル

カムジャサリにも通じる

食感です

 

スープは

あさりの出汁が

程よく引き出されています

 

物凄く美味いのですが

すさまじく辛い

これは助っ人=ビールが必要です

 

 

と言う訳でビールを発注

ところが『没有(ない)』との

つれない返答

 

仕方なく

無糖だと思われる

『青梅緑茶』を

 

何とこれが激甘で酸っぱい

辛、甘、酸の組み合わせは

私にとって最悪

 

 

飲み物無しで進撃

美味い、でも辛い!

えのき茸が少しだけ和らげてくれます

 

 

最後の方に

かまぼこを揚げたようなものが

出て来ました

 

懐かしい味です

これも辛さを

和らげてくれます

 

 

なんだかんだ言いつつ

完食

さすがにスープは飲み干せません

 

 

大ぶりのあさり

数えてみたら

15個も入っていました

 

 

本当に美味しかったです

ちゃんとした器で出されたら

もっと美味しく感じたと思います

 

ごちそうさまでした

 

追記

 

帰国後に中国語が堪能な知人から

『花甲』はあさりを意味する俗語であると

教えられました

 

次回は、明日12月15日(土)に番外編。東京都台東区上野のとんかつ屋『とん八亭』をテーマにします。