ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、中国深圳市の『Baia Da Marco』です。
深圳市は、広州市の南東100㎞に位置し、香港に隣接しています。1970年代までは人口3万人ほどの小さな漁村でしたが、1980年に中国初の経済特区に指定されて以降、急速に発展し、現在では行政区の人口が1250万人を超える中国有数の大都会となっています。
市の西部には外国人も多く住むウォーターフロントがあり、他の中国の町とは異なる雰囲気を醸し出しています。
ウォーターフロントのメインストリートは、望海路。まるで南カリフォルニアのような街並みです。
『Baia Da Marco』は、この望海路に面したイタリア料理店です。
最寄駅は、地下鉄2号線『水湾』。駅から徒歩10分程度。
店内は、シンプルですがお洒落な造り。
イタリア料理店ですが、ドイツ・オーストリアの郷土料理であるシュニッツェルを提供しています。しかも、仔牛で。
まずはビール。こちらもイタリア料理店なのにスペイン・バルセロナの『Estrella Damm(エストレージャ ダム)』。店のコンセプトに不安が募ります・・・ビール自体は美味しいのですが。
仔牛のシュニッツェル登場!ビジュアルはいいですね。カリッと感が本場のシュニッツェルを彷彿させます。78元(約1300円)
価格が変動していることもあります。
シュニッツェルですので叩いて薄くした肉。100g程度でしょうか?衣はカリ、肉はソフトでジューシー。肉、衣の両方に薄い塩味が施されています。不安は解消されました・・・美味い!ミュンヘンやウィーンで頂いたシュニッツェルに負けない美味しさです。
フレンチフライ用に添えてあるケチャップを少々塗っても美味しいです。
ライスは付きませんが、チーズ味のパンがお替り自由。パプリカがのっていてとてもいい味です。
フレンチフライもたっぷり。揚げ方が上手く、時間が経ってもクリスピー感が失われません
実は、ウォーターフロントを散策していて偶然に見つけた店なのです。そこでこんなに良質のシュニッツェルを頂けたのは、幸運でした。
ご馳走様でした。
Baia Da Marco
中華人民共和国広東省深圳市南山区海路南海玫瑰园二期
86-755-26818849
11:30-14:00 18:00-22:00
次回は、明日11月26日(月)に番外編。東京都荒川区南千住の大衆食堂『仙成食堂』をテーマにします。