ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、韓国プサン市の『ニョック』のビーフカツサンド(?)です。
プサン市随一の繁華街ソミョン(西面)の一角にお洒落なカフェが立ち並ぶ『ジョンポ・カペコリ(田浦カフェストリート)』があります。
夜になるとプサンのヤング達で大賑わい。
今回ご紹介する『ニョック』は、そんなカフェストリートの裏通りにあります。
カフェストリートの中にあってもかなりお洒落なファサードです。
看板にはJapanese Curryの文字が。カレーって面白いですね。本場インドからイギリスにわたり、小麦粉を使った欧風カレーに変化し、日本へ。日本で独自の変化を遂げ、さらに韓国へ。韓国のカレーチェーン店『あびこ』などで頂いたことがありますが、日本風でありながら韓国のカレーに進化しています。
『今夜はカレー』と心に決め、メニューを見たところ、『チーズビーフカツカレー』、『ビーフカツカレー』、そして『ビーフカツサンド』。悩む!
店の外で悩んでいても始まらないので、入店。明るい店内は若者でいっぱい。おっさんは、片隅で小さくなっていました。
席に着いてからも迷いは続きます。ビーフカツカレーもいい、でもビーフカツサンドも捨てがたい。5分ほど苦悩し、結局ビーフカツサンドにしました。サラダとフレンチフライがついたスペシャルは1万3000ウォン(約1300円)、ビーフカツサンドのみのレギュラーは8000ウォン(約800円)。ここは迷わずレギュラーを選択。
価格が変動していることもあります。
まずは、ビーツの酢漬けが。さっぱりしていて美味。
ビーフカツサンド登場!パルミジャーノ・レッジャーノの香りが物凄く立ち、美味しそう!
あれ?なんか違和感があります。
よく見るとメンチカツです。
ちょっとがっかりしましたが、口に入れると落胆が嘆息に変わります。美味い!味付け、揚げ方、少し甘目のソースとパルミジャーノ・レッジャーノとの相性、どれをとっても文句の付けようがありません。ビーフカツでなくてもいいです・・・ビーフカツだったらもっといいのですが。
テーブルに置かれたメニューを見て笑ってしまいました。店外のメニューにはハングルで『ビーフカツレツ』と書かれていたのに、テーブルのそれにはアルファベットで『Beef Cutlet』(青枠)、ハングルで『メンチカツ』(赤枠)と書かれています。
生来のおっちょこちょいが祟りビーフカツサンドを頂くことはできませんでしたが、絶品のメンチカツサンドに大興奮でした。
ごちそうさまでした。
ニョック
(녘)
プサン広域市釜山鎮区田浦洞687-8
(부산광역시 부산진구 전포동)
82-51-802-8557
11:30-21:30
定休日不明
次回は、明日6月21日(木)に番外編。ビーフカツから離れ、東京都新宿区中井の洋食屋『ぺいざん』をテーマにします。