ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国瀋陽市の『溥飪麺館』です。
瀋陽市は
遼寧省の省都
都市部人口625万人の大都市です
帝政ロシアや日本に
支配された時期もあり
市内には洋風の建物も多く残っています
中でも美しいのは
南関天主教堂(瀋陽天主堂)
国の重点文物保護単位に指定されています
今回ご紹介する『溥飪麺館』は
南関天主教堂から
徒歩15分ほど
ガイドブックには載っていませんが
地元の方に人気の
麺専門店です
ダークブラウンを基調をする店内は
中国的な雰囲気ですが
どこかモダンな感じが
地元の方だけでなく
芸能人の来店も多いようで
壁一面に写真が貼られています
お薦めの麺は8種類
『成都』と冠されたものが2つ
四川料理系なのでしょうか?
招牌・・・看板料理は
『素椒雑醤麺』
『椒』は花椒?
よく分かりませんが
胡瓜もなく美味しそうなので
注文してみました
コンパクトな厨房に
料理人が一人
とてもいい匂いがしてきます
まずはビール
クーラーケースを見ると
珍しいブランドが
Franziskaner
ドイツの伝統的なビールで
バナナのような香りと言われています
500ml瓶で15元(約250円)
中国産ビールと比べるとやや高めですが
それでも安い!
東京日本橋の
『フランツィスカーナー』で飲むと
1100円します
ビールのあてに頼んだのが
『海藻沙拉』(海藻サラダ)
12元(約200円)
色鮮やかでネバネバ
茎わかめのような
味と食感
甘酢で和えられ
白胡麻がまぶされています
あっさりとしてとても美味です
『素椒雑醤麺』が登場
汁なし麺で麺は温
16元(約270円)
麺の上には3種類の具
手前には
分葱のようなものが
真ん中には
砕いたピーナツ
香港の担々麺が頭に浮かびます
奥には
炒めた挽肉
花椒の香りが・・・やはり四川ですね
韓国のビビム麺のように
よく掻き混ぜます
花椒とピーナツの香りが立ちます
麺はシコシコの中太
口に入れる前から
美味しさが伝わって来ます
花椒の効いた甘辛い挽肉と
ピーナツ、分葱が三位一体となり
壮絶な美味しさ
見た目以上に痺れる辛さ
ビールが進みます
2本目は雪花
日本で頂く
汁なし担々麺とは
似て非なるもの
中国で頂いた麺の中でも
トップクラスの美味しさです
ブログ書きながら垂涎
ごちそうさまでした
溥飪麺館
中華人民共和国遼寧省瀋陽市瀋河区万寿街257
次回は、明日12月1日(土)に番外編。東京都足立区北千住の定食屋『勝めし屋』をテーマにします。