ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都墨田区両国の『銀座洋食三笠會館 江戸東京博物館店』です。
最寄駅は、JR総武線/都営地下鉄大江戸線の『両国』。
ちなみにJR両国駅に隣接するこちらの建物は、旧両国駅舎で現在は『江戸NOREN』という飲食店や土産物屋が入っている施設として活用されています。
JR両国駅西口から徒歩3~4分で『江戸東京博物館』に至ります。
『銀座洋食三笠會館』は、博物館の1階部分と3階部分にあります・・・理由はわかりませんが江戸東京博物館には2階がありません。
1925(大正14)年創業の銀座の老舗『三笠會館』の支店・・・三笠會館は、開店当初は洋食屋ではなく小さなかき氷屋だったそうです。
ショーケースがTHE昭和な感じで嬉しいですね!ひょっとしたら2~3年後には若い方々が『THE平成な感じでいいですね』などと言い始めるのでしょうか。『降る雪や昭和は遠くなりにけり』・・・中村草田男もこんな風に改作されるとは思ってもいなかったでしょうね。
弧を描く店内は、華美さはありませんが明るく上品。
『厚切りの牛ロース肉のカツレツ』は、単品税込1880円。ライスは、同250円。
価格が変動していることもあります。
ロース130g程度ミディアムレアに揚げられています。美味しそうです。
程よい噛み応えを残した肉は、ジューシーで美味。衣との一体感も損なわれていません。
デミグラスソースは甘さ控え目。ほんのりとマスタードの香りがします。プレイトに辛子が添えられていてもビーフカツには付けないのですが、このデミグラスソースの微かに主張するマスタードは素晴らしいです。
たっぷりとデミグラスソースを塗っても肉の風味が失われません。
添え物は、シンプルにキャベツの千切り、ポテトサラダ、パセリ。
ポテサラに胡瓜が入っていません・・・感激!
ビーフカツも美味しく、店員さんのサービスもとても良いのですが、不思議なのは水がセルフサービスであること。別に文句を言っている訳ではありませんが、何となく店の雰囲気にマッチしていないようなので。
東京でも上位に入るビーフカツとデミグラスソースです。大満足。
ご馳走様でした。
東急と墨田区横網1-4-1 江戸東京博物館1階
03-6240-4877
火~金・日・祝 10:00-18:00
土曜日 10:00-20:00
月曜日休み
次回は、明日11月19日(月)にスピンオフ編。中国東北地方の『ヤマトホテル』をテーマにします。