スピンオフ編~韓国ソウル市・韓国で最初のモスク『韓国イスラム教ソウル中央聖院』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編、ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、韓国ソウル市イテウォン(梨泰院)の『韓国イスラム教ソウル中央聖院』です。

 

 

イテウォンは

近隣に米軍基地があることから

欧米人が多く集まる街でした。

 

 

しかし

米軍基地の全面返還が決定し

基地が大幅に縮小される中

イテウォンは変わりつつあります。

 

お洒落なカフェやレストランが急増し

街は韓国の若者や日本人観光客で

溢れています。

 

特にイテウォン路の北側には

小洒落たレストランが多く

中にはどこかで聞いたような店もあります。

 

 

イテウォン路の南側に行くと

少し様子が変化します。

 

特に

ボクァン路の東側には

独特の雰囲気が。

 

一見

普通の韓国の街並みに見えますが・・・

 

 

ハングルに交じり

アラビア文字が

そこかしこに見られます。

 

こちらは

『カイロバーベキュー』

エジプト料理店でしょうか?

 

 

こちらは

トルコのパンとデザートの店。

 

 

ハラール(イスラム法で許されている食べ物)の

韓国料理店もあります。

 

イスラム教では

豚肉を食べることが

禁止されていますので

テジカビやテジクッパはありません。

 

HALAL KOREA FOOD SELAMAT DATANG

・・・ハラール韓国料理 いらっしゃいませ・・・

英語+インドネシア語。

 

 

もうお分かりと思いますが

この辺りは

在韓のイスラム教徒の街なのです。

 

通りの突き当りには

大きなモスク

『韓国イスラム教ソウル中央聖院』が。

 

 

1976年に開院した

韓国で最初のイスラム教寺院です。

 

イスラム教徒でなくても

外部を見学することはできますが

ノースリーブ、ショーツ、ミニスカート

半ズボンなどの服装では入れません。

 

 

この門をくぐり

中に入ります。

 

 

坂を上り切ると

2本のミナレットが聳える

立派なモスクが現れます。

 

 

此処は何処?

中近東感で溢れ

ソウルにいることが信じられません。

 

 

礼拝所の扉には

ハングルで

『イスラム教徒のみ入室可』

と書かれています。

 

 

礼拝の時間を避け

特別に入室を

許可して頂きました。

 

室内は

幾何学模様で装飾され

イスラム法に従い

偶像は置かれていません。

 

 

正面の壁に施された窪みは

ミフラーブと呼ばれ

聖地メッカの方向に向けられています。

 

 

中近東の多くのモスクと同様

天井はドームになっています。

 

これは

ビザンツ帝国の教会建築を取り入れたもので

ドームで支えることにより

柱のない広大な礼拝空間を

作り出しています。

 

 

近隣には

イスラム教の学校もあります。

 

 

せっかくですので

ケバブ屋に入ってみました。

 

ケバブとは関係ありませんが

気になるのは

店の前に立つイケメン。

 

靴を脱いで

何をしいるのでしょう?

 

何となく

モスクのミフラーブが示す

メッカの方向を見ているような

気もしますが・・・

 

 

頂いたのは

ラムのジャンボケバブ。

 

アラブ風のパン=ピタに

ケバブと野菜がたっぷり。

 

7500ウォン(約750円)と

結構なお値段でしたが

味は良かったです。

 

 

ソウルで味わう

異空間、異次元の旅

興味深いものでした。

 

次回は、明日9月28日(金)に番外編。中国天津市のローカル食堂『黄燜鶏』をテーマにします。