ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都台東区の『カレーは飲み物。御徒町店』です。
最寄駅は、東京メトロ銀座線『上野広小路』または都営地下鉄大江戸線『上野御徒町』。
この辺りは、一昔前には下町風情が残っていましたが、今はビル、ビル、ビル。そんな中で唯一昔日の面影を感じられるのがこの銭湯。渋いですね。
『カレーは飲み物。御徒町店』は、地下鉄駅から徒歩2分のところにあるカレー専門店。『カレーは飲み物。』は都内に6店舗、山梨県甲府市に1店舗ありますが、ビーフカツ(店では『牛かつカレー』)を提供しているのは御徒町店と甲府店だけ。
カウンター席のみのコンパクトな店です。
まずは、入口近くにある券売機で食券を購入します。牛かつカレーは夜のみの提供で限定11食。ビーフカツシングルが税込1100円、ダブル同1390円、トリプル同1680円。ライスは、小盛(200g)、中盛(250g)、大盛(350g)、山盛(450g)と4段階ありますが値段は同じです。
価格が変動していることもあります。
10種類ある無料トッピングから3種類を選びます。慌てずにスタッフから声が掛かるまで待ちます。声が掛かったら番号で3つ伝えます。
私が頂いたのはシングルの中盛。
ビーフカツは、サーロイン120g程度がミディアムに揚げられています。店には失礼な話ですが、あまり期待していませんでした。ところが期待外れ(・・・いい意味で)。肉は柔らかくジューシー。揚げ方もよく、衣はサクサク。ちょっと驚きました。
トッピングは、味玉、フライドガーリック、コーンマヨをチョイス。味玉とコーンマヨはそれなりですが、フライドガーリックがいいアクセントになりました。
サフランライスです。少し硬めの炊き上がりでカレーにマッチします。
『カレーは飲み物。』では、フォンドヴォーベースの欧風カレー『黒カレー』とトマトと羊肉ミンチがベースのスープカレー『赤カレー』がありますが、牛かつカレーは黒カレー。さほど辛くありませんが、コクのある美味しいカレーです。
スタッフにビーフカツをわさび醤油で頂くことを薦められましたので、やってみました。想像はつきましたが、カレーソースのほうが断然に美味しいです・・・個人的な嗜好に基づくものですが・・・。
食べ進むうちにちょっとした違和感が。和風出汁で煮込まれた大根が入っています。よく煮込まれており美味しいのですが、カレーにはミスマッチです・・・カレーの中にしゅんだおでんの大根が入っていることをご想像ください・・・。
カウンターに黒カレーの味変指南書があります。
ちょっとだけ店に意地悪を。『最後まで飽きずに召し上がれます』・・・ということは味変しないと飽きてしまうということ?
まずレモンを搾ります。おっさんの汚い爪は皆さんご覧になりたくないと思いますのでモザイク掛けました。
次にハバネロを数滴垂らします・・・カレーにハバネロですよ!?!?・・・。
そして粉チーズを掛けます。
こんな感じになりました・・・レモンとハバネロの存在は見えませんが別物の美味しさになりました。想像していたほどハバネロが自己主張していません。ビーフカツも味変され更にパワーアップ。
新橋の店が開店した時に行きましたが、美味しいという印象がありませんでした。『牛かつカレー』がなければ一生行かなかったと思いますが、今回の訪問で認識を改めました。カレーが格段に改良されています。ビーフカツも満足行くものでした。
ご馳走様でした。
東京都台東区上野3-23-3 Jロードビル1階
03-5812-4770
11:00-16:00 17:30-21:30
年中無休
次回は、明日8月27日(月)にスピンオフ編。ビーフカツからもその他の食べ物から離れ、大阪市中央区にある慶應義塾大学の源流『適塾』をテーマにします。