ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、京都市東山区の『菊水』です。
最寄駅は、京阪電車『祇園四条』。駅のすぐ上にある老舗洋食店です。阪急『河原町』駅からも徒歩2分です。
四条大橋の東詰、南座の前。創業は1916(大正5)年ですので100年以上の歴史があります。
ヨーロピアンフォルムの外観は、創業時と変わりありません。
店で配布している絵葉書から。
パリのレストランを思わせるようなお洒落なファサードです。
1階は、オープンカフェ形式のカジュアルレストランになっています。
2階は、フレンチレストランです。今回は、2階で頂きました。
『フィレビーフカツレツ定食』は、スープ、サラダ、ライスまたはパン、デザート、コーヒーまたは紅茶がついて税別2176円。終日提供されています。単品にしますと税別1667円。リーズナブルな価格ですが、これ以上にコストパフォーマンスのよいのが『おあつらえディナー』、税別3800円。オードブル5品から2品、スープ3種類から1品、メインディッシュはビーフカツを含む6種類から1品選ぶことができます。
価格が変動していることもあります。
となるとビールが欲しくなります。
一品目のオードブルは『白魚と筍のカクテル』。あっさりした味付けですが非常に美味しかったです。
オードブル二品目は、『グリーンアスパラガス生ハム巻グラタン』。アスパラガス、生ハム、ベシャメルソースが三位一体となり、絶品としか言いようがありません。
こちらは連れの『オードブル七宝』。
スープは、『ムール貝のスープ サフラン風味』をチョイス。サフランの香り芳しいコンソメです。
ムールも2つ入っています。
メインディッシュは、もちろん『フィレビーフカツレツ』。レアに揚げられたヒレ肉は、柔らかくジューシー。悶絶の美味しさです。100g程度で少々ボリューム感に欠けるのが、唯一の不満です。甘さ控え目のデミグラスソースは滋味に富み、ビーフカツを引き立ています。
添え物は、マッシュポテト、菜の花、筍。いずれも脇役とは思えぬ逸品です。特にクリーミーなマッシュポテトに感激しました。
デザートは、『イチゴのムース』を選択。甘い物はあまり得意ではないのですが、このムースは甘さ控え目で大丈夫でした。
連れが選んだのは、『クレープジュゼット バニラアイスクリーム添え』。
テーブル脇で作って頂けます。
まずは、バターを。
社長自らにご説明頂きました。
オレンジシロップを加えます。
四つ折りにしたクレープを2枚。
コワントローを注いでフランベ。ファイア!
出来上がりです。美味しかったそうです。
ドリンクは、無粋にアイスコーヒー。普通に美味しかったです。
手頃な価格で美味しいコースが頂け大満足です。もう少しビーフカツが大きかったらもっと満足したと思うのは、貧乏人の浅ましさでしょうか・・・。
ごちそうさまでした。
京都府京都市東山区四条大橋東詰祇園
075-561-1001
1階 10:00-20:45(土:21:30まで)
2階 11:00-20:30(土:21:00まで)
年中無休
次回は、明日5月17日(木)に放浪編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、70年代に旅した『トルコ・イスタンブール』をテーマにします。