スピンオフ編~中国・『中国鉄路高速(中国新幹線)』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編、ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、『中国鉄路高速(中国新幹線)』です。

 

中国新幹線の正式名称は

『中国鉄路高速(China Railway High-speed)』。

通称『高鉄』または『CRH』と言います。

 

2007年に北京と上海を結ぶ路線が

営業を開始して以来

わずか10年で約9000㎞の鉄道網となり

主要な都市を結んでいます。

 

 

列車の愛称は『和諧号』。

走行区間により

4両、8両、16両編成で運行されています。

 

今回乗ったのは

天津西駅から上海虹橋駅まで約1300㎞

5時間強の乗車です。

 

 

いつもは2等席ですが

長距離ということもあり

また、何事も経験ということで

ビジネスクラス(商務座)を奮発しました。

1623.5元、約2万8000円。

 

東北・北海道新幹線の東京と新函館北斗823㎞の

グランクラスの料金3万8280円と較べると

かなり安いです。

 

ビジネスクラスは1両だけ

ドアの脇に小さく『商務車』と書かれています。

 

 

車内は

通路を挟んで1列3席

日本の新幹線のグランクラスと同じです。

 

 

横幅もあり

ゆったりしています。

 

 

日本のグランクラスと大きく違うのは

シートがフルフラットになることです。

長時間の乗車には楽です。

 

 

ひじ掛けには

モニターも収納されています。

飛行機のビジネスクラス並です。

 

 

『影視(映画)』、『音楽』、『公共頻道』の3種類

何れも中国語のみです。

ちなみに『公共頻道』はパブリックチャンネルを意味し

ニュースなどが流れています。

 

 

開業当時は

最高時速350㎞で走行していましたが

2011年7月に安全性重視の観点から

300㎞に引き下げられています。

しかし、何故か309㎞/時に。

 

 

天津西駅を出発するとすぐに

お菓子とコーヒーが配られました。

ビジネスクラスだけです。

 

 

中身は、こんな感じです。

甘い物得意でない身にとっては

あまり嬉しくありませんが。

 

 

お昼時になると

無料でお弁当が配られます。

 

 

温かいおかずと

温かいご飯です。

見た目は持ち帰り弁当のようです。

 

 

味には期待していなかったのですが

結構美味しかったです。

豚の角煮と大根、ポテトを甘辛く煮たもの

これがことのほか美味でした。

 

 

乗り心地も良く

食事も美味しかったのですが

唯一の不満があります。

 

日本での情報では

ビールが飲み放題とのことでした。

しかし、有料でした。

しかも、生温い350ml缶が

10元、170円もしたのです。

 

 

来年も何回か中国に行く予定ですが

ビジネスクラスは使いません。

今回の旅程でも2等席で行けば約8500円

ほぼ2万円違います。

その分を美味しい食べ物とビールに当てます。

 

次回は、明日12月8日(金)に番外編。ベトナム・ホーチミン市の『The Deck Saigon』をテーマにします。