ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編、ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、神戸市の『倚松庵』です。
最寄駅は
六甲ライナー『魚崎』。
山側に2分程歩いたところにある
古民家です。
1929(昭和4)年に建てらた和風木造建築で
当初は現在の魚崎駅の近くにあったそうです。
1990(平成2)年に魚崎駅の開業に伴い
現在の位置に移設されました。
1936(昭和11)年~1943(同18)年
文豪・谷崎潤一郎が居住し
松子夫人や妹たちを主人公とした
小説『細雪』の舞台となったことで知られています
木造二階建ての家屋は
豪華さはありませんが
品格があります。
勝手口は
昭和っぽいですね。
玄関から続く廊下も
懐かしさを感じさせてくれます。
廊下の左手には
庭を望む
縁側付きの和室があります。
急な階段を
上ると
書斎があり
谷崎が細雪を執筆していたかも知れない
文机があります。
二階の窓からは
小さいながらも瀟洒な庭を
見下ろすことができます。
谷崎潤一郎に興味のない方も
・・・私もそうですが・・・
昭和の建物の中でほっこりすることができます。
是非訪れてみてください。
兵庫県神戸市東灘区住吉町1-6-50
原則土曜日・日曜日10:00-16:00のみ開館
入場無料
次回は、明日11月28日(火)に番外編。韓国クァンジュ(光州)市の『ヨクジョンウドン』をテーマにします。