今回は、神戸の『グリルミヤコ』をご紹介します。
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地下鉄海岸線『みなと元町』駅から徒歩５分程度、南京町の西端『西安門』からも徒歩１０分程度のところにあります。１９６５年（昭和４０年）にハンター坂に開業した５０年以上の歴史がある老舗洋食屋です。阪神淡路大震災で一度は閉店しましたが、２か月後には移転して再開し、２００９年（平成２１年）に現在の場所に移りました。自慢はデミグラスソース（店では『ドゥミグラスソース』と言っています）で、船のコックだった先代が船を降りる際に持ち帰ったものに追い足しながら煮込んでいるそうです。先代は、大震災の時に何よりも先に倒壊した店からデミグラスソースを運び出したとのこと。
ビーフカツは、薄切りですがミディアムに揚げられ、、肉がとても柔らかく味わい深いものです。ボリュームも十分。自慢の『ドゥミグラスソース』は、他の店より若干緩めですが、滋味に富み非常に美味です。ビーフカツにマッチしています。添え物のフライドポテトに掛けられたマスタードソースが絶品です。
ビーフカツは、税込１３５０円でご飯が付きます。和牛ヘレカツレツは、税込３６００円でご飯とサラダが付きます。
価格が変動していることもあります。
シンプルですが神戸風のお洒落なファサードです。
アットホームな感じの店内です。
キッチン立つのは、二代目。
先代の写真と『ドゥミグラスソース』の由縁が掲げられています。
次回は、１０月１９日（水）に広島市の『広亭タナカ』をご紹介します。