優さんと神仏の愛 2 | ☆ ドラゴン・ケア・テイカー ☆ ドラゴン・ロード(龍の道)まっしぐら

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ドラゴン・ケア・テイカー ( 龍のお世話をする人 ) 相棒の龍と一緒に龍笛奏上の旅をしています 全国の龍に出会うのが楽しみ さぁ どこに行こう?
 

 

 

 

 

突然のお願いを

快く承諾してくださり

無償でご祈祷をしてお札も

用意してくださった住職さま

 

手作りのお弁当を用意して

くださった奥様

 

優しい住職さまと奥様がいらっしゃる

お寺の仏様たちも、お優しい

 

仏像から出られて

歩いて玄関から出て行かれるそうです

ちゃんと願いをきいてくださる

仏様たちですよね

 

 

 

優さん、徳島の病院へ向かいました

色んな事を考えたそうです

 

優さん、なぜか自分の寿命は

短いと思っているそうで

 

妹さんには小さな子供もいる

から逝ってはダメだ

 

寿命ならば、自分の命をあげようと

決めたそうです

 

 

集中治療室で面会した

妹さんの管だらけの姿に

ショックを受けました

 

 

主治医の先生から説明を聞きました

危ない状況が続いていること

 

くも膜下出血から復活する人の割合

のこと

 

 

主治医の先生は、優さんに

 

「お兄さん諦めないでください

今は、このような姿になっていますが

私は妹さんが

復帰できると信じています

だから手術をしました」

 

とおっしゃったそうです

 

 

一週間ほどは予断を許さない状況

ということで、病院近くのホテルに

宿泊しました

 

 

何もすることがなく

病院からの呼び出しがいつくるか?

と緊張した時間を過ごしていたそうです

 

 

近くのお薬師さんを探して

行きました

 

 

 

徳島の平等寺さん

四国八十八ヶ所霊場の

第二十二番札所です

 

 

 

境内に入った瞬間

優さんの周りの時空が停まりました

 

 

 

全てが停止した世界で

優さんの足元から

何本もの光の線が

伸びていたそうです

 

その先には、これから

優さんが望んでいた未来

彼女と話していた未来

が広がっていました

 

 

このお寺に着き

車を降りた時には仏様に

「私の命を妹に渡してください」と

決めていた

 

 

でも 突然止まった世界で見えた

これからの自分の人生の可能性

 

妹に命をあげるという事は

これらを全部、手放すという

ことなのだと・・・

 

 

 

その場で、優さんは

泣き崩れてしまったそうです

 

 

うずくまって泣いている優さんに

お遍路の二人の女性が駆け寄り声を

かけ優しくさすってくれました

 

 

「つらいね あなたの辛さを私も背負うわ

これから廻る 仏様に必ずあなたの

事をお願いするからね」

 

 

 

優さん達に気が付いたお寺の方が

優さんをお寺の中に入れて

お話をきいてくださったそうです

 

 

 すぐに護摩祈祷の用意をして

妹さん一人の為に

一時間半もの祈祷をしてくださいました

 

たくさんのお守りも

用意してくださいました

親戚の方達の分もありました

 

 

優さんが支払いをしようとすると

受け取らず

 

 

「元気になった妹さんと参拝に

来てくれればいいです」

と おっしゃったそうです

 

 

 

優さんはご祈祷の間

お薬師さんとお話をしたそうです

 

ご祈祷が始まると

 

 

また 全ての時間がとまり

 

お薬師さんが持っている

小さな壺から夜明け前の空のような

紫かかった色の液体が、ずーっと流れ続け

お堂いっぱい満たし

 

優さんは海の水の中にいるように

見えたそうです

 

 

不思議に思ってみていると

お薬師さまが優さんに語り掛けました

 

 

 

「 お前の なそうとしている事は 間違っておる

 

お前も お前の妹もこの先にある未来で

 

共に生きねばならぬ

 

簡単に命を捨てることは してはならない 」

 

 

 

このお寺で 優さんは

自分の命を妹に渡してください

とお願いするつもりでしたが

 

それは間違っている

 

と 薬師さまは

 

諭してくださったのですよね

 

 

優さんは、神様のメッセージを

受け取る能力が高いので

とても微細に分かり体感しますね

 

 

 

 

神仏は

 

祈る人間に、分かる能力があってもなくても

関係なく、同じ愛をおくっています

 

胸が熱くなったり 心地よくなったり

涙がでたり 眠くなったり

何かしらの反応があると思います

 

また行きたいな・・・

と思ったりしますよね

 

 

神仏の愛は

ほんとうに深いのです

人間が理解するのが難しいほどの

慈愛なんです

 

私は優さんの話を聞きながら

一緒に神仏の愛を頂いていました

深くて深くて 涙しか出てこなくて

 

 

電話ごしに 優さんと二人で

ワンワン泣いて鼻をかんでいました

 

 

 

住職さまのお父さんが

数か月前に脳内出血で倒れ

優さんの妹さんが入院している病院へ

運ばれたそうです

 

 

出血している場所は手術が

とても難しい場所なので

投薬をしたそうです

 

 

今は後遺症もなく元気になられている

そうです

 

その時の主治医が

優さんの妹さんの主治医さんなのです

 

 

奇跡が起こると

 

私はまた

泣いてしまいました

 

 

泣きすぎて目はパンパン

鼻は詰まってしまいました

 

 

 

 

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