こんにちは。森岡亜由美です。
業界用語というものは、
とかくわかりづらく理解しづらいというのはよくあることです。
スピリチュアル界もそういうの多いですよね。
「セッション」もその一つです。
スピリチュアル界で「セッション」と言えば、
セラピストやヒーラーとお客様が「2人で対話をすること」です。
(お客様が複数参加する場合はグループセッションと言ったりします)
いつどこでこの言葉を使うようになったかはわからないけど、
意味合いから考えて音楽用語を借りてきたようですね。
音楽で「セッション」と言うと、
その場にいる複数の演奏者が自由に演奏することだそうです。
基本的には既存の曲を題材にすることを指すようですが
即興の曲をその場で生み出して演奏することを含めるときもあるみたい。
(音楽に詳しいわけじゃないので多少違ってたらすみません)
そのようなところから転じて、
スピリチュアル界では、セラピストやヒーラーとお客様が、
そのときのお客様の悩みに関し自由に対話することで
その出来事の意味や悩みに対する答えを見つけ出す。
その共同作業のことを「セッション」と呼んでいるわけです。
特定のセオリーに沿って答えを出すわけじゃなく、
即興的にその人の中から生まれてくる思いを大事にするから、
「セッション」なのだろうと思うのですね。
それってカウンセリングじゃない?
というご意見はもっともです。まあ、それに近い。
でも、セラピストやヒーラーは
カウンセラーの資格を持っていなかったり、
一般的なカウンセリングの手法をとっていなかったりするので、
(リーディングしたりとか、カード使ったりとか)
お客様の誤解を生まないようにあえて
「カウンセリング」という用語を使わないようにしている方が多いのでしょう。
(私もそうです)
コンサルティングとは違うの?
という人もいるでしょうか。
コンサルティングは解決策の提案をすることです。
セッションでは解決策を示すこともないとは言えませんが、
それは主目的ではないことの方が多いです。
誰にも言えないことを安心して吐露したり、
自分の内側にある答えを見つけたりすることに
目的が置かれることが多いので、
コンサルティングという言葉を使っている人は少ないと思います。
(なんとなくビジネス的な感じがするしね)
まあ、あくまで私の解釈ですが、
個人的にはこのような意味合いで
「セッション」という言葉を使っています。
ときどき、ヒーラーさんから遠隔ヒーリングを受けたり、
チャネラーさんからメッセージだけを送ってもらったこと(メールで受け取るなど)を、
「セッションを受けた」と表現される方がいらっしゃいますが、
それは厳密には「セッション」とは言わないかな。
ヒーリングを受けた。
チャネリングしてもらった。
でいいと思います。
ということで、「セッション」とはという記事でした。
ご参考まで。
こちらの用語もわかりにくよね。