こんにちは＾＾
・恋人をひっきりなしに変えている人
・結婚→離婚を繰り返している人
・新しい恋人ができたとしょっちゅうSNSに投稿している人
皆さんの周りにもいるのではないでしょうか？
本日は、とある女優さんについてのことなのですが、これって身近にもよくあるケースだと思うので詳しく掘り下げたいと思います。
私達カウンセラーは、このような状況で
“そんなのやめなよー”とかそういう視点ではなく
↓
“このクライアントさんがひっきりなしに恋人を変える理由はなぜか？”
ということを常に考えます。もっと書くと
“その行動によって心にもたらされている肯定的な意味は？”
と掘り下げていきます。
やっぱりというか、皆さんのご想像通りかもしれませんが
大抵は親との関係性に突き当たることが多いんです。
この女優さんもご自身の母親が毒親であることをはっきりと仰っていますが
自分が本来、無条件で愛して欲しかった人から
・愛されなかった
・暴力で支配された
・必要とされなかった
そういう感覚を持っていると、それはゆくゆくの恋愛関係において、多大なる影響を及ぼすんです。
まず一例として、相手を試してばかりいます。
だって人なんて信用できない、私なんて愛されないと思っているから。
だからわざと恋愛に波風を立たせて、一瞬でも強烈に愛されている、好かれている、という感覚（これはもう麻痺に近い）を得たい。
恋愛小説やジェットコースターのような恋ばかりする。
でも、当然ですが波風を立たすということは、喧嘩や別れもしょっちゅう。
そうして心は疲弊し、鬱になったり、それこそ摂食障害になったりする。
しかし心は愛情飢餓状態なので、すぐにまた恋愛相手を求める。
そして波風立たせて壊す、の繰り返しなのです。
続いて。
人に対して攻撃性が高い、という特性を持つ方も多いです。
すぐに喧嘩をふっかける、なんてのもそうなのですが
これって裏を返すと人間が怖いからなんです。
・自分が攻められる前に
・離れて行ってしまう前に
こちらから攻撃をしかける。
そうして関係性が破綻した後
→ほぅら、やっぱり！人間なんて。結局はあなたも同じ。
と自分を納得させる。
全ては自分を守るため。
傷ついている自身の心守るため。
潜在意識が肯定的な意図をもってやっていることなのです。
本当は喧嘩をしても、ここでお互い主張して、折り合って、せめぎ合って
その中で解決策を考えていくような建設的な会話ができればよいのですが
親に愛されなかった、とか、親に暴力で支配された、みたいな傷があると
白黒思考、0か100か思考になってしまい
“はい、またワタシは嫌われた”
“どうせワタシはいつも否定されてばかり”
という極論思考になってしまうのです。
では、どうやって向き合っていくのか？というお話ですが。
これは正直、何度もカウンセリングを重ねる必要がありますし
到底このメルマガで解決できるようなものではありません。
ただ、SNSでこのような行動をしている方や
こういう友人がいたら、決して否定しないで欲しいと思います。
やめなよ、でやめられたら本人も苦しんでいないのです。
本人の潜在意識は意味があってやっていること。
そして
自分に対して愛を試してくるような異性が近づいてきたら？
それは勇気を持って断る。
深い関係になる前に離れてあげる。
それがあなた自身を守ることになります。
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