不器用すぎたあの頃



実はこの話には

ちょっとした裏話がありまして。






高校時代なんて

誰もがそうだとは思うけど

私も相手の男性「アツシ」が

何を考えているのかわからなくて。




特に私が好きだとかいいながら

後輩とも付き合ったり
するあたり・・・



何を考えているか

知るためにある作戦を決行した。






題して

「ブラックメール作戦」



その当時見ていたロンドンハーツの

悪影響です、はい・・・。




具体的に言うと当時は

ビジネスで携帯の使用も普及してなくて

気軽に女の子の名前のアドレスに送ってみて

メル友になって~

っていうのも流行ってはてなマークいたので




(悪戯メールとか
あまりそういう概念がなく

名前をそのままメアドにしている人が多かった)




携帯でメールアカウントを作って

引っかかるかは分かんないけど


メル友探してる別人の女の子を装って

アツシの本音を聞き出す作戦に・・・




後にも先にもこんなこと

人生で1度しかしたことないけど

ちょっと邪悪だよね。



でも、女子校育ちのあたしは

男性なんて別の生物すぎて

全く理解できなかったのです。




まずは携帯で送受信できるアカウントを

検索してメアド入手成功ビックリマーク



いつもと口調をかえるようにして

メル友がほしい女の子の

文章を作成。




設定は、私と一緒だとばれないように

19歳、専門学校生

住んでいる場所も「都内」

と怪しまれないよう簡単な自己紹介。




最後に少しだけお姉さんぽく

「よかったらメル友になってねラブラブ

と書いて送信音譜



・・・自分でやったことなのに


心臓がバクバクしてきた・・・




ひっかかるかな、


ひっかからないかな・・・



待っていると


ほどなくしてメールが。。。。




アツシだったかお






こんなにあっさり引っかかるとは

思っていなかったけど

メールの文面から、怪しんでいる様子はなかった。




専門学校生で

夜はバーでバイトしている設定にしていたので

すぐには返信をしないようにして




それから2、3日お互いの日常とか

世間話をしていた。




ちなみに、アツシとの関係は

最初に告られて

少し考えさせてほしいと言っていたときだったので



あたしとアツシはメールをしていなかった。




続くヒヨコ


ペタしてね

タイキは一番長く付き合った元彼。

大学時代ずっと一緒だった。



一見爽やかスポーツマンで
真面目な彼だったけど

時に人をびっくりさせるような
大ボケをかますのだった。



エピソード1:貝柱

彼の部屋でしっぽりと
2人で飲んでいた時の話。


いつもだったら食べないけど
その日はちょっと高級な
貝柱の干物をつまみにしていた。


一人でバクバクと食べる私ニコニコ


すると、彼がおもむろに
1つ貝柱をつまんで
こう言った。


「なぁ…
貝柱の心臓って
どこにあるん?」



どうやら貝柱自体が1つの生物だと
思い込んでいる様子…



思わず、真面目に
貝柱はホタテの一部であって
それ自体は生物じゃないよ!!


というと


あぁ、そうか…


ってあせる


知らなかったんだか
勘違いしたんだか!?

今となっては不明だけど

衝撃とかげ


エピソード2:口だけ

学生だった私たちは
長期の休みに入ると
それぞれの実家に帰っていたため
その間は会えなくなってしまう。


心配になった私たちは
浮気についての話をしていた。


私「どうしよう、浮気しちゃったら」
彼「ええと思うならすればええやん」
私「てか、どうせ私小心者だから口だけだしwww」

彼「・・・そんなこと言ったら
じゃあ俺が『手だけ』とか言ったら
それは許されるん!?

私「・・・・はてなマークはてなマーク

しばらく考え込む私DASH!


どうも会話がかみ合わないと思ったら
「口だけ」
(口先だけで行動には移さない)を
オーラル○ックスのことだと
勘違いしていた ご様子。

私がオーラル○ックスだけだったら
いいというなら
自分は女の子と手でするのは
許されるのか?と
そういう質問だったらしい・・・


てか彼氏に
「オーラル○ックスだけだったらいいよね♪」
なんて言うわけないじゃん!?


エピソード3:クリソツ

TVでバラエティー番組を
見てた時のこと。


番組が終盤に差し掛かり
芸人がタレントに向かって
「お前、クリソツやなぁ~」

と言ったところ急に
「こんなことTVで言ってええの?むかっ


と若干キレ気味に言う彼。


まったく意味がわからず
??という顔をしていると

「だって、個人情報やろ?
どこどこの学校卒業とかって。
そんなんTVで言わん方がええんちゃう?」


と大真面目な顔で彼が言う。


よくよく聞くと、クリソツは
栗○中学校とか高校とか卒業
というのを
訳して「栗卒」と言ってるのだと
思ったのだという・・・


確かに「クリソツ=そっくり」
という表現は
ちょっと古いかもしれないけど・・・


まさかタレントの出身校を
その人がばらしているという
発想になるとは…ショック!


本当に、物事の捉え方は
百人百様だなと思いましたえっ



そんな彼も
まさかのでき婚活で
今ではいいパパです。


なんで「まさか」かかって?


付き合ってる頃によく

「俺、小さい頃に
宇宙人に連れてかれて
UFOの中で○○○(男性局部)に
なんか埋め込まれた夢みたんよ。

だから俺、精子ないんちゃうかと思って・・・」


と本気で心配していた彼。

私の友人が検査技師で
精子を数えているというと
本気で頼もうとしていた彼ガーン

だから
よかったね、ちゃんと
精子があってwww
あたしと彼の
家が歩いて10分の距離だった
あの頃を思い出す。

広くて綺麗な彼の部屋には
DJブースまであって
「部屋飲み」というよりは
もっと非日常的だったけど。


じゃあ、今日はそっちの部屋で飲む?

なんて気軽に声かけて。



私の方がお酒は強いし
彼は疲れてるから

いつも先に寝てしまって。

絶対に寝坊ができないからって
アラームを何個もかけて
しかもありえないくらいの爆音で
TVが早朝につくことも
私は知ってるから。


泊まらない主義と私は言い訳して
寝顔を見てから
いつもこっそり自分の部屋に帰った。







今でも時々会いたいと思う。

でも普段は自分からはなんとなく
連絡は取らない。


それでいいと思う。

でも…
会えないかと連絡が来たから。

思わず◯日は空いてる?
と、聞くと


その日は夕方まで仕事だけど

夜は空いてるよって…



でもいざ会うことが
現実となると
どこか躊躇してしまう。



もう気軽には
会えないことも
わかっている

年下の彼。



あの時の戸惑うような表情と
純粋そうな眼差しが
忘れられない。


でもお互い忙しいから
会えない方がいいって
思う。



きっと深みにハマるのが怖いんだね
今までにないくらい
臆病な私ダウンダウン

前回までの話


翌日…


アツシからいつものように
電話がかかってきた。


私は当初の目的であった
「アツシに嫌われよう作戦!!
を決行することとした。


「なんか今日、すごい筋肉痛でさ~」
『そうなの?なんで』

「昨日ね、男の人に
ラブ○に連れてかれて、、、
そこでちょっと抵抗したりして。
それで今日筋肉痛になってたの~ビックリマーク


『・・・・・・・』


「ほんとやんなっちゃうよね」


『それ、冗談じゃなく
ほんとのこと?』

「そうだよ、なんで?」

『Mirageがそんな人だと思わなかった・・・』


きっとアツシは私が
超清純だと思っていたので
そんなところに軽々しく行ったあげく
さらに軽々しくしゃべったもんだから
相当ショックだったんだろう。


…いやいや…
自分としても事故なんだけどね。。。

ホテルでの詳細は話さなかったけど
アツシを傷つけるには十分だった。



無言になり
意気消沈した様子のアツシ。


その後は大した話もできず
じゃあ、と言って電話を切った。


こんなやり方しかできなかったことに
少し罪悪感はあったけど。


でも、思惑通りになったので
同時にホッガーンとしていた
自分がいたのだった…


…ごめんね、アツシダウンダウン




それから数ヶ月後。



アツシから一通のメールが来た。

「最近、人妻と付き合いはじめたんだけど

もう、全てがサイコーだよ!!

エッドキドキとかも!!


なぜにあたしにこんなメールを!?


アツシの真意は全くわからなかった。


でも
思い返せば凄くプライドの高い
男の子だったから。

きっと私に当て付けたかったんだねえっ

振られっぱなはしじゃかっこ悪いって
思ったのかな?


もし、こんなメールがこなければ
受験が終わった頃

どうしてる!?
って気軽にメールくらい
してたかもしれなかったのに。




そんなこんなで
とってもピュアで不器用だった
あたしとアツシの関係は



脆くも終わってしまったのだった。




不器用過ぎたあの頃

終わりやや欠け月











前回までの話


絶対絶滅の私!!


とりあえず冷静になろうと
ソファーへ座った。

不自然な感じの距離と会話で
勇樹はしびれを切らしたのか
ベッドの方へ誘う。


むむむ、無理ですっドンッ
と何度も言ったら
いいから、とりあえず来て
と言われしぶしぶそちらへ。


しかし、当たり前のように
『いいじゃん』
「ダメです!!
『なんで、、、』
「なんでもいいから無理ですあせる
『ちょっとだけ…』

…の繰り返し。
勇樹は私を押し倒そうとして
私が抵抗して…
エンドレス…ダウンダウン

そりゃ、そうだよね。
そんなとこにノコノコ入っちゃったんだもん…

拉致が開かず、

「ほんと、ごめんなさいあせるあせる
あなたとはやっぱり付き合えませんショック!


というと、勇樹は諦めたように

『…わかったよ…

じゃあさ、もう無理だから…



手伝ってよしょぼん


…手伝うはてなマークはてなマーク



よくわからないけど
この場を切り抜けるには
『手伝う』
しかない様子ダウンダウン


恐る恐る
あの、手伝うってどうするの!?

というと、勇樹は
黙ってスーツのベルトを外して

さらに下半身を露わにしたショック!ショック!



しかし、犯されるよりはマシだと
判断した私は言われるがままに
『お手伝い』

をしたのだった…




私は、安堵感でいっぱいだった…


不幸中の幸い


まさにその言葉がピッタリの
気分だったDASH!


無理やり明るく
勇樹に話かけるわたし。


勇気は本当に虚しそうに
両手に頭をつけたまま
ベッドに寝転がって


「ほんと、気をつけた方がいいよ」
と言った。

わたしは、意味がわからず聞き返すと

「こういう場所に来たら
普通ならやられちゃうよ。
俺だったからよかったものの…」


そうだよね、
反省しますあせる


でもね、本当にね
ここがラブ◯だって
わからなかったのダウンダウン


そんな私に勇樹は
昔ディスコの黒服をやってたとか
その時パラパラが流行ってたとか
そんな話をしはじめて
有線でユーロビートをかけて

ベッドに寝ながら
パラパラをし始めた…


…なんなんだあせるあせる



そのまま駅で作り笑顔で別れた
パラパラが得意な彼とは

それから二度と会うことはなかった…


そして、ユーロビートを聞く度に
この出来事を私は思い出し
ユーロビートとパラパラが
大キライになったのだった。


続くウサギ