翌日…
アツシからいつものように
電話がかかってきた。
私は当初の目的であった
「アツシに嫌われよう作戦
」
を決行することとした。
「なんか今日、すごい筋肉痛でさ~」
『そうなの?なんで』
「昨日ね、男の人に
ラブ○に連れてかれて、、、
そこでちょっと抵抗したりして。
それで今日筋肉痛になってたの~
」
『・・・・・・・』
「ほんとやんなっちゃうよね」
『それ、冗談じゃなく
ほんとのこと?』
「そうだよ、なんで?」
『Mirageがそんな人だと思わなかった・・・』
きっとアツシは私が
超清純だと思っていたので
そんなところに軽々しく行ったあげく
さらに軽々しくしゃべったもんだから
相当ショックだったんだろう。
…いやいや…
自分としても事故なんだけどね。。。
ホテルでの詳細は話さなかったけど
アツシを傷つけるには十分だった。
無言になり
意気消沈した様子のアツシ。
その後は大した話もできず
じゃあ、と言って電話を切った。
こんなやり方しかできなかったことに
少し罪悪感はあったけど。
でも、思惑通りになったので
同時にホッ
としていた
自分がいたのだった…
…ごめんね、アツシ

それから数ヶ月後。
アツシから一通のメールが来た。
「最近、人妻と付き合いはじめたんだけど
もう、全てがサイコーだよ
エッ
とかも
」
…
なぜにあたしにこんなメールを
アツシの真意は全くわからなかった。
でも
思い返せば凄くプライドの高い
男の子だったから。
きっと私に当て付けたかったんだね
振られっぱなはしじゃかっこ悪いって
思ったのかな?
もし、こんなメールがこなければ
受験が終わった頃
どうしてる
って気軽にメールくらい
してたかもしれなかったのに。
そんなこんなで
とってもピュアで不器用だった
あたしとアツシの関係は
脆くも終わってしまったのだった。
不器用過ぎたあの頃
終わり