ショート閉鎖 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

と言っても、ばーばが現在利用しているショートの施設ではありません。

ケアマネさんが所属している医療法人が経営している施設です。

毎月一度、来月の利用予定の確認に我が家を訪れるケアマネさん。

なんだか表情が暗い。

一通り、ばーばの現況を聞いた後
「実は、うちのショートステイが7月で閉鎖になるんです。ばーばさんはご利用になっていらっしゃらないので大丈夫なんですが、他の利用者さんは予約していたショートが利用できなくなり、大変なんです。」
と、ケアマネさん。

経営者である医療法人が、採算の取れないショートを閉鎖し、その施設を有料老人ホームにするとのこと。

しかも、もうすでに予約してあるはずの7月のショート閉鎖。

あり得ないですよね。

経営者側の一方的な都合で、在宅介護の頼みの綱であるショートを、急に閉鎖するなんて。

ケアマネさんも、ショートが利用できなくなった利用者さんに、他の施設を斡旋するなど仕事が増え、すっかりお疲れモード。

ばーばは、かかりつけ医とケアマネが、この医療法人。

デイとショートは全く別のところを利用しています。

以前は、この医療法人の系列のデイもショートも利用していました。

ケアマネさんには申し訳なかったのですが、利用はやめさせてもらいました。

理由はいろいろあったのですが、まずこの施設の立地が、崖の下にあり、土砂崩れが起きた場合、まず助からないと思ったから。

もう一つは、全く融通がきかないということ。

迎えの時間が少しでも遅れようなら、上から目線で文句を言われる。

従業員の働く環境を守ろうという考えはわかりますが、利用者側も仕事の都合でお迎えの時間が少し遅れることだってあります。

そして一番の理由は、じーじの受け入れを拒否されたこと。

私は、いまでも、このことは許すことができません。

建て前は経営的な理由で、ショートを閉鎖したようですが、実際には従業員が10人以上一度に辞めたからだそうです。

施設で働いている人が、嫌な思いをしている施設は、利用者にとっても、決していい施設ではありません。

自分の所属する系列の施設を利用しなくても、変わらない態度で私たちに接して下さっていたケアマネさん。

なんとなく今回の件で、彼も辞めるのではないかと思っています。

なんか、ここの施設
「面倒見れない老人を預かってやってるんだから、文句を言うな」
っていう態度が見え見えだったんです。

実際に介護にたずさわっていた方々ではありません。

問題は事務長と呼ばれていた人です。

院長先生の奥様の姉にあたる人。

同族経営はよくありませんね。

介護は、つまるところ人と人の関係。

箱物が立派でも、マニュアルがしっかりしていても、介護士が人間として高齢者に向き合うことができなければ、その施設は決して良い施設ではありません。

我々利用者の家族には、どこからか聞こえてきた良くない評判はあっという間に広まってしまいます。

それが、経営を困難におとしめることになっているのかもしれません。





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