お茶無いんだけど | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

このところ少し暖かくなってきたおかげか、やる気モードゼロの状態から回復傾向。

イライラも無く、淡々と日々を過ごしていたのですが、昨日あたりから又右瞼のピクピクが始まり、そしてさっきばーばにプチっと切れてしまいました。

きっかけは
「お茶無いんだけど」
この一言。

いつも晩ご飯の後、ばーばが自分の部屋に行った時に、ベッドサイドに冷水ポットに入れた麦茶とコップを置いておく。

でも今日は、まだお茶が沸かしてなくて
「今お茶沸かしてるから後で持ってくるね。」
と言ってコップだけ置いておいた。

すると一分もしないうちに部屋から出てきて
「お茶無いんだけど」

「さっき、今お茶沸かしてるから後で持っていくって言ったよね。」

短期記憶が無いんだから、さっき言ったことなんて覚えているはずがない。

そして又数分後やってきて
「お茶無いんだけど」

「今お茶沸いたばかりで冷ましてるから、まだ持っていけない。」

この時点でプチっときて、空の冷水ポットを持って置いといた。

ばーばはその時々は
「はい、はい」
と返事をするけど、聞こえて無いし理解もしていない。

こんなことはしょっちゅうあることで、いちいち怒っていたらこちらがもたないのはわかっているけど、スルーできない日もある。

私は完璧なロボットでもなければ、あっという間になんでもできる魔法使いでもない。

いつでもお茶が用意されてて、夜中にオシッコ漏らしてびしょ濡れになったシーツが、洗濯され乾いているのは、魔法のおかげなんかじゃない。

私は、ばーばのためにいつも完璧でなければならない。

は〜、疲れる。

それでも、冷ましたお茶を冷水ポットに入れ、爆睡しているばーばのベッドサイドに置いてきました。

目を覚まして、何事もなかったようにお茶を飲むんだろうな。






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