リスクを避ける生き方 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

「リスクを避ける」

これは、ばーばの生き方の鉄則です。

今朝、こちらは雪が積もっていました。

先週の水曜日と同じ。

旦那はチェーン装着で、車で出勤。

私はいつもは車通勤ですが、こういう雪の日は電車で通勤。

そして、ばーばはデイをお休みし、家で一人。

一日中寝て過ごす日。

先週の水曜日は、デイ自体が雪のためお休みになりました。

しかし今日は、時間は遅くなるがお迎えに行くという電話が。

でも、私もいつもより早めに出勤しないといけないし、ばーばは「雪」=「休み」と思っているので、デイにはお休みすると伝えました。

「リスクを避ける」ために、雪の日は絶対に家から一歩も出ない。

大雨の日も。

台風の日も。

これがばーばの生き方。

だから長生きできるんだと思う。

家から出なければ、車の事故に遭うことも無い。

今日、デイの車が送迎中にスリップ事故を起こし、乗車していた高齢者が亡くなったとニュースで報道していた。

ばーばのようにデイをお休みしていれば、こういう事故に遭うことは無い。

面白くない人生かもしれないけど、平々凡々にとにかく長生きをすることが目標なら、兎にも角にも「リスクを避ける」生活を送る。

ばーばにとって雪の日は、行きたくないデイに行かなくてよくて、うるさい娘からアレコレ言われなくても済む、絶好の一日なんでしょう。

しかし、朝の短い時間の中で、ばーばのお昼ごはんを用意し、ポータブルも尿取りパッドも用意し、暖房も適温にセットし、おやつもお茶も用意する頃には、私は息切れ状態。

ばーばが一人で留守番する時に、不都合なことが無いように完璧に準備をして仕事に行く。

「リスクを避ける」

娘の私にもしっかり身に付いているようです。


仕事から帰ると、やっぱり寝てました。

テーブルの上にはお昼ごはんのおにぎりを食べた残骸が。

でも
「おにぎり食べました。美味しかったです。ありがとう。」
というメモ書きが添えられていました。

ばーばが今の状態でいてくれる間は、私も今の生活を続けられそうです。






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