よく言われる「認知症を受け入れるまでの4つの心理ステップ」
第一ステップ 「とまどい・否定」
第二ステップ 「混乱・怒り・拒絶」
第三ステップ 「割り切り、または、あきらめ」
第四ステップ 「受容」
今日、ようやく「受容」にたどり着いた気がした。
仕事から帰ると、ダイニングからは明らかな「かおり」。
とりあえず普段着に着替えて、
「じーじ、トイレに行こっか?」
トイレでリハパンを下げると、はい、ビンゴ。
「パンツ汚れちゃったね。よく私が帰ってくるまで我慢してたね。」
「ごめんね。もっと早く帰ってこれれば良かったね。」
「気持ち悪かったね。お尻洗って、きれいにしようね。」
自分の口から出た言葉に、自分自身がビックリ。
えっ?私ってこんなに優しかったっけ?
今までにも、同じことは何度でもあった。
以前なら
「なんでうん○はさんだままで、平気でいられるの?」
「ありえないでしょ?」
「だいたい、ばーばもずっと一緒にいて、なんで気づかないわけ?」
と、二人に怒りまくっていた。
怒ったって仕方ないことは、わかっていた。
でも、
「疲れて帰って来て、なんですぐにうん○片付けしなきゃなんないのよ。」
という、自分勝手な理由で怒っていた。
じーじと同じ空気を吸うことさえ、嫌だった。
それが今は、本当に愛おしく思える。
もうすぐ満90歳になるんだもん。
このくらい仕方ないよ。
自分で歩けて、自分でご飯が食べられて、自分でトイレに行けるだけでも、すごいことだよ。
私自身に気持ちのゆとりが出てきたこともある。
私が優しく接すると、じじばば二人とも、ものすごく調子がいい。
まぁ、まだ怒れてくる日もあるだろう。
でも、少しでも長くこんな日が続けばいいな。
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