デイでの食事 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

水曜日のデイでの食事。


確かに私は

「とろみを付けて食べやすくしてほしい。」

「できるだけたくさん食べられるように、声掛けや介助をしてほしい。」

と、お願いした。


この日のメニューは、いなり寿司。


いなり寿司は、あの姿をしているから、いなり寿司なんだと思う。


それを、刻んでとろみを付けてくれたらしい。


案の定、そんな得体のしれないものは食べないじーじ。


元々、決まったもの、同じものしか食べない人だったんだから、

見たこともないものは絶対に食べようとはしない。


結局、他のおかずだけ少し食べただけだった。


いなり寿司を刻んでとろみを付けたものを、「食べてください」と言われて、

普通の人は食べるだろうか?


認知症の高齢者だって、まずいものは食べたくはないはず。


ちょっと、想像力を働かせれば、それがおかしいことかどうかくらい、

判断できるはずだと思うのは、家族の思い上がりだろうか?


介護業界の「当たり前」は、私にはわからない。


なんだか、すごく残念な気持ちになった。






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