水曜日のデイでの食事。
確かに私は
「とろみを付けて食べやすくしてほしい。」
「できるだけたくさん食べられるように、声掛けや介助をしてほしい。」
と、お願いした。
この日のメニューは、いなり寿司。
いなり寿司は、あの姿をしているから、いなり寿司なんだと思う。
それを、刻んでとろみを付けてくれたらしい。
案の定、そんな得体のしれないものは食べないじーじ。
元々、決まったもの、同じものしか食べない人だったんだから、
見たこともないものは絶対に食べようとはしない。
結局、他のおかずだけ少し食べただけだった。
いなり寿司を刻んでとろみを付けたものを、「食べてください」と言われて、
普通の人は食べるだろうか?
認知症の高齢者だって、まずいものは食べたくはないはず。
ちょっと、想像力を働かせれば、それがおかしいことかどうかくらい、
判断できるはずだと思うのは、家族の思い上がりだろうか?
介護業界の「当たり前」は、私にはわからない。
なんだか、すごく残念な気持ちになった。
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