客観的に見る | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

ただいま、じじばばショート中。

毎月一泊だけど、コンスタントに行ってもらっている。

その間、またまた旦那とゴルフ。

幸い、雨にも降られず、自然の中でとっても気持ちのいい一日を過ごす事ができました。

ま、初心者ゴルファーなので、スコアは残念なんですが、楽しかった(^-^)

うちの場合、ショートには私が送迎をしているのですが、昨日は珍しく他の利用者さん二組と鉢合わせになった。

どちらもおじいさん。

一人の方は、頭はクリアそうだったけど、目が全く見えていないらしい。

ヘルパーさんか手を取り
「私が手をつないでいるから大丈夫ですよ。二歩前へ進んでください。」
「椅子がありますから座りますよ。」
って感じで対応されていた。

ついてこられた方は、多分お嫁さんだろう。

介護者が、実の娘かお嫁さんかってのは、なんとなくわかる。

私は初めての病院でも、
「娘さん、こっちまでおじいちゃん連れてこられますか?」
な~んて声をかけられる。

じーじと私は、似ている訳ではない。

ばーばと私はそっくりと言われるので、娘とわかるかもしれないが、やっぱり口調や態度で実の親子かどうかわかるのだろう。


もうお一方は、まだ70代前半だろうか。

奥さんに車椅子を押してもらっていた。

ものすごく不機嫌そうな顔。

送迎の車も、車椅子での乗り降りがスムーズにできる介護用に改造されていた。

生活の全てが車椅子なのだろう。


二組の利用者さんたちと、その介護者さんたちを見て、私は何を不平不満なんか言ってんだろう、って思った。

じじばばは、今では素直にショートにも行ってくれるし、自分で立って歩いてトイレも行けるし、ご飯も食べられる。

時々夜中に起き出したり、トイレを汚したりなんて、ホントたいした事じゃない。

介護が必要な年寄りと一緒に暮らしてるだけでもストレスは溜まる。

でも世の中には、もっともっと大変な状態の要介護者さんを、在宅で介護している人がたくさんいる。

全ての事において、一歩引いて回りを見て、冷静に自分が置かれている状況を見ることが必要なんだと思った。

私は恵まれている。

まだまだ、弱音なんか吐いてる場合じゃない。

やることも、やらなきゃいけないことも、やりたいことも、たくさんある。

もっともっと、自分を家族を、そしてじじばばを大切にしようと思った。



ぽちっと応援お願いします

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ 
にほんブログ村 



こちらもぽちっとお願いします

 
人気ブログランキングへ