完全復活 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

じーじ、ようやく、ようやく完全復活のようです。


痰がらみの咳もほぼ無くなり、胸の痛みを訴えることもありません。


高齢者の風邪はこんなにも長引くのですね。


一応、抗生剤や去痰剤も飲ませていましたが、

復活の一番の要因は、住み慣れた自分の家で、好きなだけ寝ていたことだと思います。


熱が何日も下がらなかった時、胸の痛みを訴えた時、

大きな病院にかかろうか?救急車を呼ぶべきか?

との思いがよぎりました。


でも、いったん入院すると、もう二度とこの家に戻ってこれないんじゃないか?

との不安の方が大きく、家でかかりつけ医の処方した薬を服用し、

発熱や痛みのある時は解熱鎮痛剤を飲ませ、安静を保つことを選択しました。


今回のじーじの場合は、それが功を奏し、治癒の方向に向かうことができましたが、

これからはどうすべきなんだろうと、悩んでいます。


今日お風呂に入れた時、一週間前には胸にあった打撲痕のようなものもすっかり消え、

背中にあった褥瘡の始まりのような赤いくぼみも消えていました。


たった一週間でもこんなにも治るんです。


もし、じーじの病気や症状が治る可能性もあるのに、入院は無理だからとか、

このまま家で見送ってあげたいとか、私の考えで、その治るチャンスを逃してしまったらどうしよう?

なんて考えてしまいます。


介護にも人生にも、正解はないと思います。


その時々でベストだと思える選択をすれば、それでいいんだと思います。


でも、いざその時になると、やっぱり気持ちは揺らいでしまいますね。


だから、自分に言い聞かせる為にも、整理して書いて置こうと思います。




  ・痛みや苦しみは、できるだけ取り除いてあげる


  ・じーじが嫌がることはしない


  ・無理はさせない、頑張らせない


  ・たとえ治療のためであっても、身体拘束はさせない


  ・治癒の見込みがないなら、原因追及のための検査はしない




こう書いてみると、よくわかりますね。


でもこれはあくまでも、齢90歳の実の父親に対する、娘としての考えです。


じーじが元気になってくれて、本当に良かった。


腹が立って、早くあの世に行っちまえと思うことがあっても、

やっぱり元気になってくれると、本当にうれしいです。





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