じーじ、ようやく、ようやく完全復活のようです。
痰がらみの咳もほぼ無くなり、胸の痛みを訴えることもありません。
高齢者の風邪はこんなにも長引くのですね。
一応、抗生剤や去痰剤も飲ませていましたが、
復活の一番の要因は、住み慣れた自分の家で、好きなだけ寝ていたことだと思います。
熱が何日も下がらなかった時、胸の痛みを訴えた時、
大きな病院にかかろうか?救急車を呼ぶべきか?
との思いがよぎりました。
でも、いったん入院すると、もう二度とこの家に戻ってこれないんじゃないか?
との不安の方が大きく、家でかかりつけ医の処方した薬を服用し、
発熱や痛みのある時は解熱鎮痛剤を飲ませ、安静を保つことを選択しました。
今回のじーじの場合は、それが功を奏し、治癒の方向に向かうことができましたが、
これからはどうすべきなんだろうと、悩んでいます。
今日お風呂に入れた時、一週間前には胸にあった打撲痕のようなものもすっかり消え、
背中にあった褥瘡の始まりのような赤いくぼみも消えていました。
たった一週間でもこんなにも治るんです。
もし、じーじの病気や症状が治る可能性もあるのに、入院は無理だからとか、
このまま家で見送ってあげたいとか、私の考えで、その治るチャンスを逃してしまったらどうしよう?
なんて考えてしまいます。
介護にも人生にも、正解はないと思います。
その時々でベストだと思える選択をすれば、それでいいんだと思います。
でも、いざその時になると、やっぱり気持ちは揺らいでしまいますね。
だから、自分に言い聞かせる為にも、整理して書いて置こうと思います。
・痛みや苦しみは、できるだけ取り除いてあげる
・じーじが嫌がることはしない
・無理はさせない、頑張らせない
・たとえ治療のためであっても、身体拘束はさせない
・治癒の見込みがないなら、原因追及のための検査はしない
こう書いてみると、よくわかりますね。
でもこれはあくまでも、齢90歳の実の父親に対する、娘としての考えです。
じーじが元気になってくれて、本当に良かった。
腹が立って、早くあの世に行っちまえと思うことがあっても、
やっぱり元気になってくれると、本当にうれしいです。
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