優しくなれない | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

明日は年金支給日 の記事を、ある方がフェイスブックに共有してくださった。


すると、いいね!の数が爆発的に増え、読者登録の申請も次々と送られてくる。


今更ながら、SNSってすごいね。


パソコンやスマホの向こうには、ネットでつながる無限の世界が広がっているんだね。



といっても当方は、仕事と家事と介護の合間に、こそこそっとブログを書いているだけなので、

その辺のことには無知・無頓着。


非礼があったらごめんなさい。



さて、いつも通り、思ったことをグチグチ・つらつらと書いていきましょう。



今日は、訪問看護の日でした。


普段訪問看護士さんは、私が仕事に出かけてから家にやってくるのですが、

今日はいつもより早く家に来てくれました。


「おはようございます。ケアマネからじーじさんが風邪を引いたと伺ったので。」

と、じーじの様子を心配して早めに来てくれました。


うちの場合、デイ以外は同じ事業所。


かかりつけ医・ケアマネ・訪看・ショートが同じ事業所なので、

情報が共有されているのは、便利だ。


「風邪引いちゃったの?あ、ホントだ。痰が絡んだ咳をしてる。」

「いかんねぇ、寒いで。はやく良くなるといいねぇ。」

と、優しく話しかけながら、熱を測ったり、血圧を測ったりしてくれていた。


なんかその様子を見て、私って、ここ最近、こんなふうに優しく接することって、全然なかった気がする。


私にとってじーじの存在は、私の生活を脅かすもので、私から自由を奪う存在でしかなかった。


忌むべき存在だけど、他にどうすることもできないので、

ただ毎日、淡々とやるべきことをこなしているだけだった。


優しく話しかけたり、笑顔で接することは全くなくなっていた。


こんなふうに優しく接してもらえるんだったら、家にこだわることなんかないんじゃない?


じーじにとって、もっといい選択があるんじゃないか?


そんなことを思いながら

「後はよろしくお願いします。」

と、訪看さんとばーばに言って、私は仕事に出かけた。


決して、自分の父親だもん、嫌いじゃない。


でも、見るのも嫌になる時がある。


離れてみると、もっと優しく接することができるのかもしれない。




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