私は、このブログのタイトルのように一人っ子なわけで、むろん兄弟・姉妹はいない。
うちの旦那は二人兄弟の次男で、弟・妹はいない。
つまり、夫婦二人とも長兄・長姉の気持ちや考え方が、いまいちわからない。
冒頭から、何をわけわかんないことを書いているかと言うと、
実は、今度の三連休に、うちのじじばばをショートに預け、京都の旦那の実家に帰り、
特養に入所しているお義母さんの面会に行く予定になっている。
その予定を電話でお義兄ちゃんに伝えると、
「えっ、そうなん?別に会いに来たかて、お母さんの様子は変わってへんで。」
なんか、来て欲しくないような感じ。
それでも、
「俺らかて、今回はたまたまみんなの都合がついたから、行こうと思っただけやし。
お母さんに会ったらすぐ帰るし。そっちには迷惑かけへんで。」
と、旦那。
結局、予定通り行くことになったのだが、弟夫婦がお義母さんに面会に行くことが
そんなに嫌なことなのか?
お義兄ちゃんの『お母さんの様子は変わってへんで』は、あまり信用できない。
まだ、お義母さんが家に居た頃、電話では元気だと聞かされていたけど、
実際、お正月に帰省してみたら、ほぼ寝たきりでオムツだった。
褥瘡もできていて、看護士が仕事のお義姉さんが
「この人に、こんな高価な薬使うのもったいないわ。」
と言いながら、薬をつけていた。私たち弟夫婦の目の前で。
あ~、やめやめ。
お義姉さんのこと書くと、全部悪口になってしまう。
お義母さんの病名も、今飲んでる薬も、要介護度も、私たちは知らない。
きっと、お義兄ちゃんは、五歳も年下の弟に話しても無駄だ。
弟夫婦に話たって、向こうは向こうで大変なんだし、
何か手伝ってくれるわけじゃないし。
事実を言ったところで、心配かけるだけだし、言わない方がまし、
と思っているのかもしれない。
以前、お義母さんの弟、私たちにとっては叔父さんから、うちに電話がかかってきた。
「○○(お義兄ちゃんの名前)は、何にも教えてくれん。
姉さんが入所している特養の電話番号とかわかるか?
俺が直接特養に電話して、姉さんの状態を聞いてみるわ。」
きっと、叔父さんが特養に直接電話してみたって、個人情報だもん、
何も教えてくれなかったはず。
私たち弟夫婦や、お義母さんの兄弟には、お義母さんのことを知る権利はないのか?
そりゃあ、遠くに離れているし、主介護者じゃないし、何にもできないけど、
知りたい。
いつでも、気軽に会いにだって行きたい。
でも、お義兄ちゃんの許可がないと、勝手に特養に面会に行くこともできない。
同じ息子なのに。
自分の母親に会いに行くだけなのに。
主介護者であるお義兄ちゃんには、お義母さんの様子を知りたい人に、
知らせる義務はないのか?
まぁ、知らせればきっと、
ああしろこうしろ、こっちの治療法がいいんじゃないか?
そんな薬飲ませたらダメだ、あんな施設はよくない、
などなど言われるに決まっている。
それが嫌なのは充分わかるけど、わかるんだけどなぁ・・・