苛立ちを鎮めるために | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

毎日毎日暑い日が続き、毎日毎日些細なことでイライラする自分が、ホント嫌になる。

晩ご飯も終わり、今日はあんかけチャーハンだったからか、無理強いしなくでも完食してくれたので、私もニコニコ。

食後、入れ歯を外し、口腔ケアをして、
「食べたばっかりだから、ゆっくりしていてね。」
と声かけし、あまりにも暑いので、シャワーを浴びにいった私。

「あ~サッパリした」と、タオルを巻いた姿でじじばばの部屋へ。

すると、布団の上でビショビショになっているじーじが。

左手には紙製の茶筒、右手には白湯が入っているステンレスのポット。

紙製の茶筒に白湯を注いだせいで、服はもちろん、布団までびっしょり。

どうやったら、紙製の茶筒とプラスチックのコップを間違えれるんだ⁇

でも、認知症の老人には、一般常識は通用しない。

熱い白湯が入っていたのだが、やけどはしていないようだ。

バスタオル姿のまま、じーじの濡れた服を着替えさせ、布団一式を替える。

結局また大汗をかいたので、再びシャワーを浴びるはめに。

じーじは自分で立てる・座れる・歩ける。

便意も尿意もある。
一応、トイレで用が足せる。

ご飯も、柔らかく調理すれば、自分で箸を使って食べられる。

でも、何を言い出すかわからない。

何をやり出すかわからない。

状況に応じた判断能力は、皆無に近い。

実際に認知症老人と一緒に暮らさないと、この辺の大変さはわからないんだろうな。

イライラを鎮めるために、エアコンの温度設定を24度にしてしまいました。

節電の風潮に反比例する行為だけど、在宅介護を続けるには仕方ないんです・・・。





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