年老いたダメんず | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今朝、朝一でケアマネに電話し、事の次第を報告した。

すると、私の帰宅後の時間を見計らって、ショートの施設から、謝罪の電話がかかってきた。

あらかじめケアマネに、「言い訳は聞きたくない」と伝えておいたからか、謝罪のみだった。

「次回から、ちゃんと対応していただければ結構です。」
と、大人な対応をしておいた。

しかし、内心はイライラ。

そのイライラを噴火させるきっかけを作った奴がいた。

むろん、じーじだ。

晩ご飯時、刻んで、さらにトロミまでつけたおかずに、箸も付けずに、ばーばにやろうとした。

少しでも栄養のあるものを、食べ易く調理しているのに、
「野菜が入っているから嫌」
という理由で食べようとしない。

どっか~んと噴火しました🌋

私に怒られたので、渋々食べました。

その後もプンプンしていると、
「さっきはすまなかったなぁ。悪気はないんだけど。野菜はちょっとねぇ。」
と、珍しくマトモに話しかけてきた。

「イヤイヤ、じーじが悪いんじゃないよ。些細なことでイライラ・プンプンしている私が悪いんだよ。」
と、言いかけて、
(ん⁇このシチュエーション、過去にも何度か)

そう、うちのじーじは今で言う、ダメんず。

「足が勝手にパチンコ屋に行くんだよ。」
「手が勝手にタバコを買っちゃうんだよ。」
「みんなが言う事聞いてくれないから、仕事行きたくないんだよ。」

そんなダメんずを上手くおだてて、定年まで働かせ、ここまで長生きさせたのは、ばーばの手腕に他ならない。

でも、私にはそんな手腕はない。

悪気がないのは確かだろうが、悪気がないからって何やってもいい訳ではない。

意味不明の事を言ったり、やったりする日もあれば、今日のようにマトモなんだけど、元々の性格が色濃く出る日もある。

ダメんずは甘え上手。

うっかり、年老いたダメんずに上手くのせられるところだった。

ちゃんと嫌いなおかずでも、食べてもらいます。

めんどくさくても、お風呂にも入ってもらいます。

寝る時は、ちゃんとパジャマに着替えてもらいます。

なんだか、子どもに言ってるみたい。




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