やっぱり受け入れられない | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今日は大噴火を起こしてしまった。

引き金を引いたのは、じーじ。

きっかけは、いつもの些細なこと。

晩ご飯が待てない、空気読めないじーじに、仕事で疲れてちゃっちゃと支度ができない私。

5時前からダイニングに陣取り、何度も何度も時計に目をやる。

「5時か、5時か。」
「はぁ~、まだか。」

自分の部屋に戻り、またすぐにダイニングにやって来る。

これを何度も何度も繰り返す。

マジで手にした包丁で刺してやりたくなる。

でも、旦那の為にも息子たちの為にも、殺人者になるわけにはいかない。

だったら、もうこれ以上嫌な思いをしたり、うん◯まみれにならなくてもすむには、私が死ねばいいんだ。

手にした包丁を自分に向ける。

バカみたい。

こんなくだらない事で、殺人者になったり、自殺するなんて。

先日の乳がんの再検査。

エコー画像では、ほぼ良性だろうとの事だが、念のため細胞診もやった。

その結果はまだだ。

その話をばーばにしていた時、ずっとヘラヘラ笑っていたじーじ。

なんで笑うの⁇

娘が乳がんかもしれないって不安になって、深刻な顔して母娘で話をしてるのに、
何をそんなに嬉しそうに笑ってるの⁇

認知症だから、話が理解できないから、笑ってるのだろう。

ここには、娘の身体を心配する父親は、もういない。

自分の晩ご飯がいつ出てくるか、それしか関心がない、認知症老人がいるだけ。

でも、私は殺人者にも自殺者にもなりません。

その代わり、今まで頑張ってきた事をやめます。

父親だった人には、ご飯は作りません。

宅配の介護食を頼もうと思ってます。

私は、いつまでたっても、認知症を受け入れることができません。




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