薬の処方 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

言いたくないけど、暑いです。

姪っ子の結婚式というイベントも終わり、通常営業の毎日に。

『昔の家族に戻ったみたい』と、妻と母親の顔を取り戻した私でしたが、またすっかり娘の立場に逆戻り。

平日休みの今日は、二人を連れてかかりつけの内科へ、月一の定期受診。

顔なじみの看護婦さんに
「おばあちゃん、足取りがしっかりしてきましたね。」
と言われるくらい、すこぶる体調の良いばーば。

でも、そこは糖尿病。

尿検査は糖が+++。
オマケに蛋白も+。

血液検査の結果は次回だけど、悪くなってたら、どうしよう。

まぁ、食べたいもん食べたいだけ、食べてりゃ仕方ないでしょ。

このところ暑いので、アイスだの水ようかんだの召し上がってますし。

じーじもこのところ絶好調。

しばらく便失禁もないし。

というより、便秘気味。

やはり暑くて汗が出る分、水分が不足しているのか?

でもお気に入りのカルピスは、一日三杯は飲んでいる。

さて、認知症の薬について、先生が何やら言いたげ。

「アリセプト3mgは、今時ねぇ~。貼るタイプの薬の方が効くようだよ。」

はは~ん、製薬会社の営業から何か言われたのかな?

「アリセプト3mg飲んでる患者様に、こちらの薬を勧めてみてはどうでしょう?」
とかなんとか。

でも、じーじの認知症はレビーの疑いあり、と思ってる私はアリセプトを増やす事など絶対にしません。

新しい薬に変える気もありません。

だって、今とっても落ち着いているんですもの。

「アリセプト3mgも長年飲んでますし、もう効果は期待できないと思うので、いっそやめちゃおうかなと思ってたんですよ。普段の生活で困る事はないですし。」と、私。

「そうだね。効果はもうあまり期待できないだろうね。でも、やめてしまうよりは、このままいつも通りの処方でいこうか?」

ええ、最初からそれでいいんです。

開業医である以上、稼ぎが大切な事はわかっています。

製薬会社との大人の事情も、いろいろとあるんでしょう。

でも、私と、うちのじじばばを巻き込まないでください。

今は、患者や介護者の方が幅広い知識を持っている場合もあります。

ありとあらゆる情報の中から、じじばばに合った医療を選択する事も可能な世の中。

先生様~って、何でも医者の言うとおりにする患者の方が少ない気がするけど、そうでもないのかな?

ネットの中には、いろんな情報が溢れている。

それを正しく判断する事が、一番難しいんだろう。

その為には、要介護者を一番身近でみている私たち介護者が、要介護者の状態をきっちり把握する事が、まず一番大切なんだと思う。

医者からもらった薬を、そのまま飲ませているだけではいけない。

何の薬を、どれだけの期間飲んだら、どのような効果があったのか、又はどのような副作用があったのか。

それをきっちり把握するだけで、随分違うはず。

医者は患者の一日中の状態をみている訳ではない。

少ない診察時間の中で、患者の様子と家族の話、画像診断、検査結果等から処方している。

ピタッと合う時もあれば、合わない時だってある。

いつも、先生の処方に、あれやこれや注文を出す、生意気患者家族でごめんなさい。

でも、たかが患者家族の私の話に耳を傾け、希望を汲んでくれる先生。

だから、信用しています。




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