言いたくないけど、暑いです。
姪っ子の結婚式というイベントも終わり、通常営業の毎日に。
『昔の家族に戻ったみたい』と、妻と母親の顔を取り戻した私でしたが、またすっかり娘の立場に逆戻り。
平日休みの今日は、二人を連れてかかりつけの内科へ、月一の定期受診。
顔なじみの看護婦さんに
「おばあちゃん、足取りがしっかりしてきましたね。」
と言われるくらい、すこぶる体調の良いばーば。
でも、そこは糖尿病。
尿検査は糖が+++。
オマケに蛋白も+。
血液検査の結果は次回だけど、悪くなってたら、どうしよう。
まぁ、食べたいもん食べたいだけ、食べてりゃ仕方ないでしょ。
このところ暑いので、アイスだの水ようかんだの召し上がってますし。
じーじもこのところ絶好調。
しばらく便失禁もないし。
というより、便秘気味。
やはり暑くて汗が出る分、水分が不足しているのか?
でもお気に入りのカルピスは、一日三杯は飲んでいる。
さて、認知症の薬について、先生が何やら言いたげ。
「アリセプト3mgは、今時ねぇ~。貼るタイプの薬の方が効くようだよ。」
はは~ん、製薬会社の営業から何か言われたのかな?
「アリセプト3mg飲んでる患者様に、こちらの薬を勧めてみてはどうでしょう?」
とかなんとか。
でも、じーじの認知症はレビーの疑いあり、と思ってる私はアリセプトを増やす事など絶対にしません。
新しい薬に変える気もありません。
だって、今とっても落ち着いているんですもの。
「アリセプト3mgも長年飲んでますし、もう効果は期待できないと思うので、いっそやめちゃおうかなと思ってたんですよ。普段の生活で困る事はないですし。」と、私。
「そうだね。効果はもうあまり期待できないだろうね。でも、やめてしまうよりは、このままいつも通りの処方でいこうか?」
ええ、最初からそれでいいんです。
開業医である以上、稼ぎが大切な事はわかっています。
製薬会社との大人の事情も、いろいろとあるんでしょう。
でも、私と、うちのじじばばを巻き込まないでください。
今は、患者や介護者の方が幅広い知識を持っている場合もあります。
ありとあらゆる情報の中から、じじばばに合った医療を選択する事も可能な世の中。
先生様~って、何でも医者の言うとおりにする患者の方が少ない気がするけど、そうでもないのかな?
ネットの中には、いろんな情報が溢れている。
それを正しく判断する事が、一番難しいんだろう。
その為には、要介護者を一番身近でみている私たち介護者が、要介護者の状態をきっちり把握する事が、まず一番大切なんだと思う。
医者からもらった薬を、そのまま飲ませているだけではいけない。
何の薬を、どれだけの期間飲んだら、どのような効果があったのか、又はどのような副作用があったのか。
それをきっちり把握するだけで、随分違うはず。
医者は患者の一日中の状態をみている訳ではない。
少ない診察時間の中で、患者の様子と家族の話、画像診断、検査結果等から処方している。
ピタッと合う時もあれば、合わない時だってある。
いつも、先生の処方に、あれやこれや注文を出す、生意気患者家族でごめんなさい。
でも、たかが患者家族の私の話に耳を傾け、希望を汲んでくれる先生。
だから、信用しています。
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