気をそらさなければ | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今日は貴重な週一の平日休み。

でも、予定はじじばばの眼科通院。

二人とも白内障の手術は、かれこれ四年前に済んでいる。

元々視力が良かったばーばは、曇りが取れたために、とても良く見えるようになった。

以前はほとんど見なかったテレビだが、今は放っておくと一日中見ている。

かたや、元々近視のじーじは手術後もなかなか視力が出ない。

まぁ、視力検査の意味が理解できなくなっているので、本当に見えてないのかは怪しいものだ。

今日も一回毎に
「上・下・右・左のどれか答えてね。」
と声かけをする。

丸の切れ目はなんとか答えられたが、ひらがなになると、全くダメ。

ひらがなの意味がわからないようだ。

瞳孔を開いての検査もあったので、眼科に一時間半以上もいた。

なのに先生ったら、
「あまり良くない状態だけど、年齢を考慮すると、許容範囲かな。」

年齢を考慮したら、じーじの場合何でも良くなっちゃうよ。

ぼんやりでも見えていれば、歩けるし、私たちの顔もわかるから、まぁいいか?

その後、二人に昼ごはんを食べさせた後、裏庭でやっている家庭菜園で採れた玉ねぎを、吊るせるように五個ずつ紐で縛る作業をした。

カーポートの所に渡してある洗濯竿に玉ねぎを吊るしていく。

今年はなかなかの出来だ。

しかし、この吊るしてある玉ねぎが、じーじのこだわりを呼び覚ましてしまった。

「洗濯物を入れないかん。」
と何度も外に行こうとする。

じーじの目には、玉ねぎが洗濯物に見えているんだろうか?

スマホでブログを書いている今も、洗濯物を取りにいこうとしている。

なんとか気をそらさなければ。

今日はこれから、集中してサッカー観なきゃいけないもんね。



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