今日も仕事から帰ると、昼ご飯を食べていなかった。
ダイニングテーブルには、朝用意したままの二人分の昼ご飯がのっていた。
朝の忙しい中、すぐに食べれるように準備し、手紙も書いて置いといたのに。
こういうことが続くと、もうどうでも良くなる。
まぁ確かに高齢者じゃなくたって、まともなお昼ご飯を食べていない人だって多いだろうし、
たった一食抜いたところで、何も変わりはしないんだろうけど、納得いかない。
じーじとばーばの為に一生懸命頑張っているのに、結局は私の一人芝居なんじゃないかと思う。
本当は二人とも、好きなものを好きな時に好きなだけ食べて、
風呂も一週間に一回くらいで充分で、
デイサービスなんぞに行かなくて、一日中寝てる生活がいいんだろう。
今日のように私が仕事で家に居ない日は、二人にとって天国なのかも。
着替えをしろだの、手を洗えだの、ちゃんとご飯を全部食べろだの言われなくて済むから。
来年の春には、息子たちが社会人になる予定(留年・就職浪人しなければ)。
今年一年仕事を頑張って続けて、来年になったら仕事を辞めて介護に専念しようかな、
と思っていたが、案外今の完全放置の日がある方が、お互いの為にいいのかもしれない。
でも、完全放置の日は、やはり心配だ。
私がいない間に、転倒したりしていないか、急に具合が悪くなったりしていないか。
いつも、どこも寄り道せずに一目散に家に帰って来ているが、
今日のように「ただいま」と言っても、「ふ~ん帰ってきたの」って感じのリアクションされると
必死に仕事片付け、アクセル踏んで急いで帰ってくる意味はあるのだろうか?と思ってしまう。
完全放置で仕事に出かけられるのは、二人の状態が安定しているからで、
ホントにありがたいことなんだけどね。感謝しなければ。
だけど、だけど、私だって仕事に行かずに家でのんびりしたり、
好きな時に好きなことして、
自由に時間を気にせず出かけたりしたいよ~、
と、かなわない夢を叫び、今日も一日終わりました。
お疲れ様でした。
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