香港市民の闘いは、人権のための普遍的な闘い!
香港市民のデモと街頭占拠は、10万人規模になりました。催涙弾やゴム弾による警察暴力が押し寄せ、デモの指導者等は続々と逮捕、投獄されていますが、香港市民は頑張っています。
彼らの要求は「香港に自由な選挙制度を」という当たり前のことで、これに対して中国共産党は、「中国共産党が承認した人間しか立候補を認めない」と拒否しています。
これは、香港という小さな空間における揉め事ではありません。
経済力・軍事力を巨大化させた中国共産党が、世界に押し付ける専制政治の価値観と、近代市民社会が形成してきた人権規範との正面衝突です。世界のいく末に影響することが、香港を舞台に起こっているのです。
それなのに、西欧諸国は、「中国共産党に睨まれたら経済が損害をうけるから静観しよう」という卑屈な態度です。
アメリカですから、大統領報道官が、「市民の要求を支持する」と表明した程度で、「一応抗議したよ 」という弱い姿勢です。
本来なら、西欧諸国と日本が連帯して、中国を制裁すべきなのに、情けない状態です。
この体たらくを途上国は観察しています。「中国共産党式の専制政治が世界を支配する時代なのかも」と感じなから。
いよいよ、自由と民主主義は、専制政治の力の前に、世界的な危機の局面に入りました。
香港市民よ、頑張れ!
国家優越主義vs人道優越主義が世界の争点
中国共産党の専制全体主義は、自由と民主主義の敵ですが、戦前日本を賛美する日本の復古的な政治勢力には、中国共産党と共通する点があります。
どちらも、一人ひとりの人間の尊厳よりも、「国家」の安定と強大化を優越させます。経済の発展や戦争遂行のために、公害や戦没などの犠牲は当然とします。また、国家の権威や能力を低下させるような言論や行動は権力を使って抑圧します。
これに対して~私のような~「個」を大切にする自由主義者は、何よりも人間一人ひとりの尊厳をいかに守るかを第一とする人道優越主義者でもあります。
本人に責任のない苦痛は負うべきでないし、他人の尊厳を傷つけない限り何をするのも自由であり、また、自分の生死のシナリオは自分で決めることができるべき、とします。
家や会社や組合やムラなどのコミュニティを個人に優越させることも、簡単に国家優越主義につながるので、嫌います。
今の世界を見ていると、西欧諸国にも国家優越主義の勢力が増大していますし、アフリカなどの発展途上国では、中国のような専制全体主義による経済発展をモデルにする動きが増えています。
私は、これからの世界のあり方の本質的な争点は、この国家優越主義か、人道優越主義かにあるとみています。このままだと、人道優越主義は、だんだん劣勢に追い込まれそうですが。
香港にみる中国共産党の破約
香港の金融街が、数万人の市民に占拠され、香港の行政当局が催涙弾や硬質ゴム弾を打ち込み、排除に当たっています。
香港は、イギリスから中国に返還される際に、「一国二制度」として、香港内の民主制を中国共産党から約束されました。
ところが、2017年の次期香港行政長官選挙に中国政府寄りの委員会が認めた人物しか立候補させないという方針を、先月、中国共産党が発表しました。
これは、明らかに、香港の返還時の約束の破約で あり、香港の市民の怒りに火をつけました。
これは、国際的にも許されない破約ですが、中国共産党の札束の前にひれ伏しているイギリスは、まともな抗議が出来ません。情けない限りです。
中国共産党は、台湾の将来についても、中国に吸収して、一国二制度を提案していますが、これが、目先の餌であり、すぐに専制政治に組み込むのが本音なのは、香港の例が示しています。
香港市民を応援しましょう!
アジアから専制政治を追放しましょう!
香港は、イギリスから中国に返還される際に、「一国二制度」として、香港内の民主制を中国共産党から約束されました。
ところが、2017年の次期香港行政長官選挙に中国政府寄りの委員会が認めた人物しか立候補させないという方針を、先月、中国共産党が発表しました。
これは、明らかに、香港の返還時の約束の破約で あり、香港の市民の怒りに火をつけました。
これは、国際的にも許されない破約ですが、中国共産党の札束の前にひれ伏しているイギリスは、まともな抗議が出来ません。情けない限りです。
中国共産党は、台湾の将来についても、中国に吸収して、一国二制度を提案していますが、これが、目先の餌であり、すぐに専制政治に組み込むのが本音なのは、香港の例が示しています。
香港市民を応援しましょう!
アジアから専制政治を追放しましょう!
穏健な学者でさえ無期懲役にする中国共産党
中国が侵略支配してきたウイグル族の穏健な学者、イリハム・トフティ氏が、「国家分裂罪」なる不当な罪を問われ、無期懲役と全財産没収の判決をうけました。
しかも、今月の17日に初公判が開かれたばかりで、ろくな審理もしない、結論ありきの見せしめ裁判でした。
トフティ氏は、ウイグル族の暮らしの実状をインターネット上で発信してきたのですが、これで無期懲役と全財産没収を問答無用で強制される国が、今の中国なのです。
ここには、自由も民主主義も人権もありません。
中国共産党はアジア支配を目指し、日 本をいずれ属国にすることを目指していますが、中国に支配されるということは、このような専制国家にされるということです。
中国のウイグル族やチベット族は、資源を奪われ、文化を破壊され、抵抗する者は容赦なく虐殺や弾圧をされています。
中国に屈しない知恵と力が、日本に必要なのです。
札束外交でなく、技術優位外交を
リーマンショックで西欧諸国の経済がガタガタになった時に、大消費人口を差し出して、彼らを取り込んだ中国。
それ以来今日まで、欧州は完全に中国にひれ伏し、中国の数々の人権弾圧にもコメントしなくなりました。米国も、特にオバマ政権になってから、中国に多少の文句は言っても「決して喧嘩はしません」と弱腰になりました。
安倍政権が、自由と民主主義の世界最大の敵である中国に脅威を感じ、多国が協同して中国の暴走を押さえ込みたいと志向しているのは、健全な感覚です。
しかし、その安倍政権の外交の実質は、集団的自衛権の宣伝と投資や円借款の供与を表明する札束外交です。
札束外交は、今の中国共産党が得意にしているやり口であり、これと競っても、現状では日本は量的に勝て ない可能性が高いと思います。
むしろ、例えばイスラエルのように、各国の主要産業に不可欠な技術や部品をより多く握って、各国の日本依存度を上げる戦略が有効です。そして、これらの技術や情報の機密を守り、知財としての国際的な保護をすることにもっと注力しなければならないでしょう。
中国は、技術や情報を盗み、模倣しながら、自国の知的劣勢を補う戦略で一貫しています。これを国際的にも徹底的に封じる粘り強い動きも必要です。
昭和天皇の生き方への怒り
昨日書いた、「昭和天皇実録」への感想をもう一つ。
昨日は、昭和天皇は決して平和主義者でなく、無思慮・無責任に戦争を開始、拡大し、強気と狼狽に揺れたダメ人間であり、最高位の敗戦責任者なのに、その事実を「実録」は意図的に隠している、という意味のことを書きました。
「実録」の内容を知ると、昭和天皇は、戦後、豊かで楽しい生活を送ったことが分かります。テレビ好きだの、新しもの好きだの、訪米を楽しまれただの、いろいろ細かく書かれています。
これには、はらわたが煮えくり返るほど、怒りを覚えます。
あの戦争で、死んで行った無数の兵士や 民間人の多くは、「天皇陛下万歳!」と叫びながら、この世を去っていったのです。「天皇陛下は現人神であり国家元首であり、天皇陛下を戴く大日本帝国を守るために、自分の命を捧げます」と死んだのです。
この御霊に対して、ありがたい、すまないと思うのなら、自分だけ安楽な生活など、恥ずかしくて出来ないはずです。
前回も書いたように、昭和天皇は、自決するか、退位・出家して戦争犠牲者の御霊を一生弔い続けるべきだったのです。なのに、敗戦後のこの醜悪な生き方。
平成天皇は、このダメ親父を反面教師にしたのでしょう。平和主義者としての信念がしっかりなさっています。
昭和天皇のダメさ加減をはっきり批判的に総括しないと、戦争犠牲者の御霊が浮かばれません。
生命(いのち)は無限に続く
私たちは、個体としては、必ず死を迎え、いつか消滅します。
しかし、巨視的に観ると、生命(いのち)そのものは、歴史を貫いて、大河のように流れています。
個体が消滅しても、その子孫に生命は継承されます。また、子孫がいなくても、ある個体が生前に、他の個体の思考や感情に影響を与えていれば、それを通して、生命の一 定程度は継承されます。
こう考えると、個体に意識をとらわれていると、私たちの人生は余りに儚いですが、生命自体は個体を越えて、形を変えながら、永続します。
ここまでは、極めて常識的な話しです。
私は、これに、「情報存在論」の思考により、まだ付加すべきことがありますが、それは以前に詳しく書いたので、興味のある方は、そちらをご覧下さい。
ただ、一言だけ、この場で言わせていただくならば、生命が連続して生命の器が変化し続けているのは、私たちの個体が生きている時からです。細胞は入れ替わり、能力や性格も成長・変化し続けています。
だから、私たちの人格的な同一性を証明するものは、過去の自分と現在の自分の記憶の連続性しかありません。
ならば、私たちが、もし生命として、過去の人生~すなわち過去生~を思い出すことができれば、私たちは意識の上で生命の永続を感じることができます。
過去生を知っている証言は、今や世界に五万とあり、たくさんの科学者が真剣に研究をしています。
これからの研究の進展が楽しみです。
「昭和天皇実録」の大問題
宮内庁が編纂した「昭和天皇実録」が公開されました。
昭和天皇の日常の様子も分かる貴重な歴史資料ではあります。
ただし、現代史の学者などから既に指摘されているように、既存の外務省などの記録と突き合わせると、意図的な史実の隠蔽がなされたことに気付きます。
それは、「実録」の中に、昭和天皇が積極的に戦争指導をする言動がなく、むしろ戦争を憂う姿がクローズアップされていることです。
昭和天皇は決して開戦に反対せず、むしろ戦線拡大に積極的だったことは、別の資料に残っています。正確に言うと、首尾一貫した戦争戦略と計画を持たずに、時々の情勢に調子に乗って強気になったり、うろたえたりしていました。
私は、今の平成天皇は平和主義者であると思い、また、天皇としての祭祀もしっかりなさり、敬意を抱いています。
しかし、その父であった昭和天皇は、ハッキリ言ってダメ人間だったと思います。
もちろん、自分の能力を大きく越える役を担う不幸に同情の余地はあります。しかし、あれだけの犠牲者を出した責任はとらねば、卑怯者です。大敗北の戦争責任をとって、自決するか、せめて退位・出家でもして、余生を鎮魂に捧げるのが筋です。
戦犯たちに戦争責任を押し付け、ダラダラと生き延びたのは、醜く、皇室の歴史の汚点だと思います。
「東日本壊滅」の瀬戸際にあった福島原発
福島原発の大爆発をなんとかとめた故吉田所長の証言(調書)が、公開されました。
当初公開を拒否していた政府でしたが、朝日新聞潰しに利用できると分かり、手のひらを返したように公開しました。汚いですね。
そのことはまた別の機会に論ずるとして、吉田証言の内容は、予想通り衝撃的でした。
偶然の運の良さが重なり、吉田所長が覚悟した「東日本壊滅」を免れた様子が分かります。
逆に言えば、あの時、東日本壊滅の大事故までに広がってもおかしくない状態だったのです。
機械というものは、一定の前提条件の中で正常に機能するのであり、その前提条件は、費用対効果のバランスを崩さない範囲にします。
原発の場合は、絶対安全にするには、効果をはるかに上回る費用が半永久的に必要となります。費用を抑えるためには、「こんなことは滅多に起こらないから、前提条件には考慮しない、想定外にする」と決めつけるしかありません。その「想定外」の結果が、東日本壊滅の危機でした。
日本においては、原発にはいかなる合理性もない。そのことを吉田証言は、生々しく証明しています。
メディアを鵜のみにしないで、自分の価値観で評価する
新聞をはじめ、メディアの記事は必ず偏っていますし、最悪の場合、ウソや間違いのこともあります。
メディアの悪いところは、ウソや間違いを報じる時は、大々的に行い、訂正は小さく静かにするか、訂正を曖昧にするところです。今回の朝日新聞の一連の騒動は、典型です。
また、「メディアは常に偏っている」というのは、例えば、長年、「原発の安全神話」を撒き散らしてきたメディアは、原発批判派の意見を長年、意図的に小さく扱ってきたことが、福島原発事故で国民に知られてしまったのが、典型です。
メディアも、株主や広告主などの影響力のある利害関係者に内容を支配されているわけですから、偏っているのは当たり前です。
むしろ国民一人ひとりが、世の中を観て、評価する自分の価値観をはっきりと持って、メディアの偏りやウソや間違いを批判的に吟味しながら、大事なことについては、違った情報や評価を探したり、考える必要があります。
要は、「自分」がしっかりしていなければ、騙されるだけです。