先日、忘れていることがあった事をふと思い出した。
“あ、わたし、、女だった!”と(爆)
わたしは見るからにキラキラ女子だし(自分で言うw)、ふわふわのスカートとかピンクのバラとかパステルカラーのスイーツとか手ざわりのいいぬいぐるみとか、いかにも『女の子っぽいもの』を見ると結構テンションも上がる。
趣味はピアノと音楽鑑賞とハンドメイドだ。
ピアノの発表会でドレスを着るために髪の毛もロン毛(ロン毛w)を維持している。
もともと美容業界にいたためメイクも好きだ。バラ色ほっぺとリップにふさふさまつげを日々心掛けている。
料理だって苦手ではない。
そんな『表面的な』女子力には一定以上の定評があるわたしだが(また自分で言うw)、
もっと見えない部分で、自分が生物的に女であるということに対してずっと抵抗感を持っていたように思う。
記憶には残っていないが、幼い頃などは「ねえお母さん、どうしてわたしにはおちんち〇ん(伏字の意味なしw)がついてないの?ねえ!」としつこく問い詰め母を困らせ、そのことを幼稚園の卒園文集で暴露されて後々恥ずかしい思いをしたものだ(母ちゃん容赦なさすぎワロタ)。
ちょっと嗅覚の鋭いかたならブログ上だけでもお気付きになると思うのだけれど、
内側から滲み出る生物的な色気のような類のものがわたしにはまったくと言っていいほどないのだ。
それは、行動や趣味嗜好とは矛盾するようだけれど、他でもないわたしが自分に対して、女であることにNOを突き付けてきたからだ。
素直に人に頼ることが出来て、
イヤなものはイヤと言う強さを持っていて、人懐っこくて噂好きで図々しくてわがままで自己中心的で…
(笑)
そんなふうに可愛く生きる事を、わたしは自分で自分に禁止してきたんだよね。
いつも紳士でなければならないと自分に言い聞かせて。
いつも強く生きていかなければいけないと言い聞かせて。
そんなわたしの頭にふと思い浮かんできて、文字にした瞬間になぜだか号泣してしまった言葉…
『女性性を受け入れられない』
言葉にしたと同時に、“やっとわかってくれたんだね”ってもうひとりの自分の声がしたような気がしました。
前回の記事の続きのようになりますが、わたしは長い間、わたしの中の「女」と戦っていたのかもしれません。
せっかくいただいていた女性性という名のギフトを受け取り忘れていたのです。
受け取り忘れって言うか、受け取り拒否だよね(笑)
わたしは無料でもらったものにケチをつけるようなことが嫌いだ。性格悪いな、と心底思う。
しかしそれ、自分だった(笑)
それで、わたしが受け取らないでいると、あっちサイドもなんとかして受け取らせようとしてあの手この手でサインを送ってくるんだわ。
いつだったかの記事で書いた重く苦しいPMSを通して「あんた女なんですよー」
毎度薬を飲まないと痛みで気絶するレベルの生理痛を起こしては「だからあんた女なんですよー」
女であるということを強烈に意識させるような激しい感情を伴う出来事を引き起こしては「いい加減認めなさいよ!!(鬼の形相)」
それでもわたし、認めなかった。
でも、もうこの戦い、やめよう。
つらすぎる(笑)
もっとやわらかく、色んなこと受け入れて生きていこう。
まだ、わたしには受け取っていないギフトがたくさんたくさんあるんだろうな。
矛盾するようだけれど、これからは持ち前の男性的な性格でまっすぐに、女性性を受け入れることにエネルギーを注いでみようと思う。
一周まわって女性である自分を受け入れようっていう、自分語りの完全なる自己満の記事でした。
春はもうすぐそこ。
枝いっぱい零れんばかりに咲く梅の花を見ては、早くも青空の下で一杯やりたい気持ちでうずうずしている(やっぱり書くことがオヤジくさいなー!)。