「嫌いなあいつ」を解き明かす | サンキャッチャーとキラキラハッピーと私。

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Ladies and Gentlemen♡


いよいよ寒くなって参りましたmomo周辺です。


前回(いつだよ)は「余計な感情を排除すればひらめきがさえわたるかもよ」なんて話をしたのですが、

今日はその続きです。


ハラワタ煮えくり返るほど嫌いな奴の対処法(笑)


対処法っていうか、捉え方のちょっとした転換法かな。


まず戦略的に戦うなら敵を知ろうってことで、ひとつ頭の片隅に置いていただきたいのがこのワード。



「世代間連鎖」


嫌いなあいつの性格の幹となり、その人を操っているものの正体のひとつがこれかもしれないという事に一度思いを馳せてみてほしい。


これは家庭のモンダイを扱う際によく用いられる言葉で私はある種の呪いのようなものだと思ってるんだけど、


あっ、その前にまず世代間連鎖っつーのを簡単に説明すると、親から子へ、黙ってると無意識に受け継がれていく価値観や言動その他(ざっくりにも程があるのではないか)のこと。


今回は親子関係に限らず、先輩から後輩とか、上司から部下とか、師匠から弟子とか、言い方はあれだけど上の立場の者から下の立場の者へと受け継がれていくものとして広い意味でこの言葉を拝借したいと思います。


要は…


すぐ殴る奴の周りには、すぐ殴る大人がいたんだよな。

やたら偉そうな奴の周りには、同じく偉そうな大人がいたんだよな。

悪口ばっか言う奴の周りには、口を開くと悪口ばっか言う大人がいたんだよなw

顔合わせるとため息ついてくるあいつの周りには、同じようにそいつの顔を見てはため息つくような大人がいたんだよなw

細かい事をいちいちグチグチ言ってくるような奴の周りには、「お前のためだよ~」とか言いながらいちいちグチグチ口出しする小姑みたいな大人がいたんだよなwww


彼らもかつては被害者だったんだ。
他人をコントロールしないと気の済まない大人に育てられたってだけなんだ。


彼らはそんな大人たちの姿を見て、自分を守るための術を学んできただけなんだ。


インプットしたものをアウトプットしてるだけ。


責められたり怒られたり悲しまれたり、そんなこんなで罪悪感や無価値感を背負わされて生きて来たから、他人も同じような罪悪感を持っていないと納得出来なくなっちゃってるんだ。


まあ私も人の事言えないんだけどw


そんな背景をまずは理解したらこの後やる事はただひとつ。


残念ながら復讐ではない。


それは、その人の幸せを願うこと。


幸せって言うのもちょっと漠然としているので言い方を変えよう。
「その人が自分の軸で生きられるようになること」「本来のその人らしさを取り戻してのびのびいきいきと生きられるようになること」「その人が心から喜べることに出会い、輝きを取り戻すこと」……こんな感じかな。


ちょっと想像力を働かせて、相手が背負っている罪悪感や無価値観、劣等感という名の十字架の重さに思いを傾け、それを下ろせる日が訪れることを、ただただ願う。


相手にしてみたらすげー大きなお世話だけどw


でも、般若みたいなあの人の顔がふっと緩んで屈託のない笑顔で笑うところを想像したら、なんか嬉しくないかい?


本当はあの人に、笑ってほしいのではないかい?


これは自分がそうなんだけど…あいつが憎いとか、なんとかして仕返ししてやろうとか(笑)、そういう気持ちでいっぱいになってる時には気付けないんだけど、


冷静になって思い返してみると、自分もそいつを必死でコントロールしようとしてたなあって反省するんだよね。


自分の価値観の枠に押し込もうとしてたなあって。自分の価値観の枠の中で生きてくれたらいいのにって思ってたなあって。


その土俵から降りて、ただ相手の心の平穏だけを願った時に、苦しい戦いの日々は終わりを告げるのではないかと私は思うのです。


いや、私もむかつく事もあるし嫌味や暴言の5つや6つ吐くこともあるよw  
今思い出してもむかつく奴とか全然いるしw


でもまあ、まずは地獄の底みたいな気分からこのくらいのところまで這い上がってこれたらとりあえずオッケーなんじゃないかな?ダメ?w


まあそう思えたからって急に明日から何かが変わる訳じゃないかもしれないのだけど、こちらがそんな気持ちで相手に接し続ける事が出来たら、何も言わなくても自然と相手には伝わるものだと思うんだよね。


「あっ、この人はもう自分と同じステージにはいないんだ」ってわざわざ言葉に変換しては思わないだろうけど、なんとなく雰囲気で。


もしかしたらなぜか逆に理解者だと思われるかもしれないw


って感じで何か変わるかもしれないし何も変わらないかもしれない、ハラワタ煮えくり返るくらい嫌いな奴への対処法でした!



それではまたね〜!