続々・私を動かすコトバたち | サンキャッチャーとキラキラハッピーと私。

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思った事とか、たまにハンドメイドの事とか。。


Ledies and Gentlemen♡
こんにちは。


涼しく、どころか寒くなってまいりました。
喉が痛いので葛根湯を飲みました。
体がぽっかぽかになり、そのまま寝たら治り無駄に元気になりましたw


葛根湯、安定のSUGEEEEEEE!!


先日に引き続き、私を動かすコトバコレクションいきましょうかね。



今日はこれ。


『毎日が給料日』


仮にもほっこりハートフル♡なはずのハンドメイド作家が金の話かよって感じですが、ええそうですよ。金です、お金。お金の話♡


あれは忘れもしない、ピッチピチの23歳冬の夜。私よりひとつ歳下の、若い頃からWebで起業をしていた友人が言うわけですよ。『俺っち毎日が給料日だもん』って。


恥ずかしながら、お金=決まった日に時給日給月給等で働いたものが入ってくるものと思っていた私の思い込みをがつーん!と打ち砕く一言となりました。


自営業一家に生まれながら、そんなお金の流れが存在してるなんて考えた事もなかったの。。父ちゃんなんで教えてくれなかったんだよ!頼むよ本当!!ってお腹の底から思いましたw


追い討ちを掛けるように彼は言います。
「種だけ撒いとくと、忘れた頃にぽーんと70万とか、入ってくるんだよね〜」


振り返ってみると、衝撃とともに迎えたこの友人の何気ない言葉が、たぶんなんとなくずっと頭の中にあって、なんとなく私をそっちの方向にひっぱってきてくれたのかもしれないなーなんて今になって思います。


毎日がお給料日。
うん。なかなかいい言葉です。



あっ、父ちゃんついでにもうひとつ。
これ、いいのか悪いのか知らないけど、やっぱ血は争えないなーって感じで私にも脈々と受け継がれてる父親の放った一言。



『嫌な奴に頭下げたくないから独立しちゃった』



父の姿を見て、こんな大人に絶対なるもんかとずっと思い続けてきました。


嫌いなものは嫌い、好きなものは好き、やりたいことはとことんやる、出来ないことは人にやらせる。合わない意見はとことん突っぱねる。自分の意見は声高に主張するw


自宅のお風呂には決して入らず毎日昼間から温泉に通う。テニスのサークルに通う。ピアノを習う。子どもの行きたいところより自分の行きたいところを優先する。


そんな自由奔放な父と真逆の母。


母は嫌なことも当然のように我慢し受け入れ、義両親にも子どもにも他人にも気を遣い外でも家でもよく働き、自分の好きな事をする時間などほとんどない。


そんな母の姿を大人としてのあるべき姿だと信じて疑わなかった私は、いつも正しい行いをしている母を父と比べてはなんて可哀想なんだと思っていた。


でも、自分が大人になってみたら、なんだか自分の様子がおかしいw


歳を重ねる毎に私が近付こうとしているのは、正しいと思っていた母ではなく父の姿だ。


母ちゃんゴメンw


我慢なんていやだ、自己犠牲なんていやだ。私は自由に生きたいんだー!!!と世界の中心で静かに叫ぶ自分がいる。


まして嫌な奴に頭下げるなんて、とんでもないと思っている。まあ下げるけどさw


ただ私みたいな小心者にとって、嫌なことは嫌、好きなものを好きと主張するという事は、これはこれで結構な、いや相当な勇気が必要だという事が最近わかってきた。


だって個々の我慢の上で成り立つ社会の中で生きてきたから。自分の気持ちを押し殺して出来るだけ波風立てずに生きることがスタンダードになっていたから。出る杭は打たれ平らにならされるのが普通だと思っていたから。


我慢とか自己犠牲してる方がよっぽど楽だったりする。


でも時代がここにNOを突きつけ始めてきているのかな…今静かに静かに世の中の価値観が変わってきているのかなーなんてこともうっすら肌で感じている。


例えば極端なブラック企業が淘汰され始めたり、古い価値観で動く人が立ち行かなくなって救いを求め始めたり、ちょっと前の世の中では泣き寝入りするしか道がなかったような事案もSNSの登場で公の目で裁かれるようになった。


そもそも今いくら会社の中で必死に気持ちを殺して頑張っていたとしても…必死で思い詰めて頑張っているその仕事だってそのうちAIに取って代わられたりしちゃうわけだから。


私個人がどう思おうが、当然のように背負っていた我慢や自己犠牲の十字架を捨てて自由に生きる事を余儀なくされるような時代が来るのかもわからんね。


いやーこう振り返ってみると、自分の価値観がこうも人の言葉で出来ているのかと愕然とするわね(いい悪いでなく)。


色んな人やものとの出会いの中で、そして雑多な記憶の中で、私の頭が自然と選び重要と位置付けたコトバたち。


なんかハンドメイドの仕事におけるかっちょいい話や精神性の高い崇高なチョイスでなくてごめんなさーいって感じだけどw


他にもまー色々あるんだけど、今回はこの辺で。


お付き合いありがとうございました。


さらば!( ´ ▽ ` )ノ




冬だ!フィギュアスケートだ!オペラ座の怪人だ!


というわけで新しいアクセサリーたちはThe Phantom Of The Operaのイメージで製作中ですわよ。