感情と仲良くなるタッピングセラピー
フィールドあやです
何かしなければ、と思っているのに
腰が重くて動けない・・
好きな事のはずなのに、
なんだか面倒で億劫・・
そんな時、私たちは
なんて怠け者なんだろう、と
動けない自分を責めたり、
自分のお尻を叩いて動こうと頑張ったり、
やる気が上がるようにあれこれしてみたり、
対策や解決方法を考える事が多いですね。
セラピーのセッションでは、
どうやったら行動できるようになるか？
を目指すのではなく、
「動けない」と思っている自分が
実はどんな風に自分を否定しているのか、
どんな思いや感情が
あなたをそこに留まらせているのか、
というのを探っていきます。
なぜなら、
動かなきゃ！と頑張って動けたとしても、
気力だけで長く続けていくのは大変ですね。
自発的なナチュラルな動きでなければ
そのうち心にも身体にも
歪みが出てきて疲れてしまうものです。
今日は、
好きな事なのになんだか億劫で動けない・・
とおっしゃるS様のセッションで起きた事を、
シェアさせていただきますね。
シェアを快諾してくださったS様、
ありがとうございます♡
＊＊＊＊
S様には長年大好きで取り組んできた
お仕事があります。
大好きな商品を伝えるお仕事。
大好きな事には変わりがないのに、
この何年かはなぜか億劫に感じて
あまり積極的に活動ができていませんでした。
引越や家庭の事情など、
遠ざかる理由はいくつか思いつくけれど、
それまでもどんな環境の変化があっても
好きなお仕事は続けていたのに・・。
活動していない自分に引け目を感じていたし、
周りからは「どうしちゃったんだろうね」と
言われているような気がするし、
億劫で動けない自分は怠け者だ
と、責める気持ちもありました。
どうしてあんなに好きなお仕事だったのに・・
と、ご自分でも首を傾げていたS様ですが、
お話を伺っていくと、
一緒にお仕事をしていた
大切なご友人（Tさん）が
数年前に亡くなってから、
S様のお仕事に関わる気持ちが
プツンと切れたということが
分かってきました。
S様のすべてをいつも肯定して、
ニコニコとS様を支えてくれていたTさん。
Tさんが優しく見守ってくれるから、
S様はいつも安心して
自由に自分を活かせていたと
感じていました。
Tさんは、S様にとって
本当に大切な存在だったのですね。
素晴らしい友人でもあったTさんを失くした今、
S様は光を失ったように
すっかり意気消沈して
萎んでしまった、とおっしゃいました。
自分がまるで枯れた木のようだ、
と表現なさったS様。
枯れ木はS様のセルフイメージ。
セラピーで、枯れ木の思いを
聞いていくと
枯れ木に思いなんてあるの？と思いますか？
あるんですよ〜〜♪ご自分の思いですから♪
枯れ木はすっかり萎んで、
絶望していました。
水を与えてくれていたTさんを失って、
もう枯れるしかない・・と絶望のどん底。
虚しさと無力感、深い悲しみを抱えた
枯れ木の思いに寄り添っていきます。
絶望していたんだね。
もう枯れるしかないって
諦めていたんだね。
タッピング（ツボを刺激）しながら、
ただ、そのままの姿を認め、
受け容れていく言葉をかけていきます。
ここで大切なのは、
ちゃんとしろ！
甘えるな！
頑張れ！
という風に
枯れ木を叱咤激励したり
奮い立たせて動かそう！
と力を加えないこと。
これを普段やっているから
私たちは苦しくなってる訳ですからね
枯れ木の思いにただ寄り添い、
ありのままの姿を受け容れていくと
イメージが少しずつ勝手に変化していきます。
絶望や無力感が和らいだ枯れ木の上から、
キラキラとしたものが降ってきて、
枯れ木の芯の部分に
スーッと何かが一本通っていきました。
そのキラキラした水のエネルギーは
枯れ木にみるみる染み渡り、
細胞を蘇らせていきます。
潤いを取り戻した木は、
芽吹き、枝葉を茂らせ・・
最後には幹もどっしりとして
花も咲いた立派な木になりました。
キラキラしたものの本質は
命の元であり、愛だと、
木が教えてくれました。
元々の力を取り戻し蘇った木からは、
もう絶望も無力感も消えていました。
枝葉を大きく広げて
どっしりと根付いている木。
これが、
この木の本来の姿。
S様がどこかに置いてきた
本質の生命の輝き。
セラピーを終えたS様は
すっかり身体もリラックスして、
重心が下に来た感じになりました。
大好きだったTさんの存在は
失くしてしまったものではなく、
今でも自分を見守ってくれている
大切な存在だと感じられます。
自分で自分を肯定できている今、
他の人がどう思うかは
全然気にならなくなっていました。
お仕事を億劫に思う自分は
もうそこにはいません。
動かなければ、とか
動けない、という思いは
もう自分のものではなく、
責める気持ちも消えていました。
ただ、自分という存在が
どっしりとここにいる・・
ただ、それだけ。
ご自分でも気づかないうちに
大切な存在を失った悲しみや絶望が
長い間心の傷になっていて、
今のS様の言葉や行動を
左右していたことに
S様ご自身も驚いていらっしゃいました。
＊＊＊＊＊＊
行動しようと思うと億劫、
動かなきゃと思うのに動けない、
こういうことは誰にでもあるのではないでしょうか？
私もあります☺️
今回シェアしたのはS様の例でしたが、
自分でも気づいていない思いが
その人の行動を決めているのは
皆、同じです。
そして、
潜在意識のどんな思いがそうさせているかは
人それぞれです。
セラピーなどで潜在意識にアプローチして
感情や思いに寄り添って
思い込みを解いていくと、
動かなきゃ！という思いも
自然と解けていき、
動けない！という自分責めも
ゆるむでしょう。
動くか、動かないか、
というところに囚われず、
ただ、自分がそこにいる、
という本来の状態は
とってもシンプルでナチュラル♪
こうやって、
少しずつ自分らしさに
戻っていきましょう♡
え、動かなきゃっていう思いが無くなったら、
ほんとうに動かなくなって
ダメダメな私になってしまう！
って心配になりますか？
どんなダメダメな自分に
なってしまうのを恐れているのでしょうね？
そこも潜在意識の思いに聞いてみて
寄り添ってあげたいところですね♡
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
どなたかのご参考になれば嬉しいです♡
あなたが今日も笑顔でいられますように♡
深くじっくりとご自分と向き合う
個人セッションおうちにいながらイライラモヤモヤすっきり♪オンライングループタッピングまずはセラピーを体験してみる対面グループタッピング今日も読んでくださってありがとうございました♡
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