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浮輪商会のLove×Smileな日々

四角四角四角 CATS IN BOOTS 「SHOT GUN SALLY」 四角四角四角
 
キャッツ イン ブーツというバンドをご存知だろうか?
 
1988年にアメリカでデビューしたロック・バンドだ。
活動期間はわずか2年。
 
その間に発表したアルバムは2枚。とはいっても最初の1枚はプロモーションの意味合いが強い、6曲入ミニ・アルバムなので、実質的には1枚といってもいいかも知れない。
 
本場、アメリカのロックに真っ向勝負を挑んだ、まさにサムライ・ロックである。
 
 
 
四角 日米混成バンド、キャッツ・イン・ブーツ 
 
この当時、アメリカ西海岸を中心に、L.A.メタル全盛でモトリークルーを筆頭に、ラット、ドッケンといったバンドが次々と現れ、日本でも人気だった時代に現れたのが日米混成バンド、キャッツ・イン・ブーツだ。
 
バンドを率いるのはギターの大橋隆志。
 
大橋隆志と聞いて、すぐにピン!ときた方は、あぶない証拠である(爆)。なぜなら、元、聖飢魔Ⅱのギタリスト、ジェイル大橋だからだ。
 
若かりし日のデーモン小暮閣下とジェイル大橋代官
 
当時、聖飢魔Ⅱはその独自のキャラクターもあいまって、ベストテンやトップテンなどの、いわゆる歌番組にも頻繁に出演するほど、人気絶頂の頃である。
※現在、閣下はお昼の某情報番組に出演していますね(笑)。
 
そんな全盛期の聖飢魔Ⅱを、ギターのジェイル大橋が脱退するという話を聞いたのも、夜のヒット・スタジオという歌番組であった。
 
その後、16の時にギター雑誌、ロッキンfの付録(ソノシート)で初めて聴き、1発でファンになったの今でも覚えている。
 
 
 
四角 大橋隆志が目指した音楽
 
脱退した理由は本人のみぞ知るところだが、以前(といっても大昔)読んだインタビュー記事では結局のところ、音楽性の違いというか、商業的ロックに嫌気がさしたことが大きかったようである。
※彼の名誉のために言えば、あの毒々しいメイクが嫌だからとか、デーモン小暮が嫌いだったとかということは一切ないとのことだ。
 
 
どちらかと言えば聖飢魔Ⅱはヨーロッパ志向というか、中世ヨーロッパのイメージである。対して彼が目指した音楽は、アメリカのロックである。
 
この、ショットガン・サリーを聴いてもらえばわかるように、聖飢魔Ⅱとはまるで違う。
ガンズアンドローゼズやモトリークルーのような疾走感のあるロックンロールだ。
 
左からベース/畑江康弘、ドラム/ランディ・メアース、ギター/大橋隆志、ボーカル/ジョエル・エリス
 
ただ、残念ながらメンバーのアメリカ人ボーカルとドラマーが、100万ドルとも言われる契約金で人格が変わってしまい、わずか2年で解散になったと言われる。とはいえ、その後復活ライヴも行ったりしている。
 
 
キャッツ イン ブーツ/SHOT GUN SALLY。スライドギターがカッコイイ
 
 
現在でも音楽活動をしていて、出身が愛知県ということもあり、地元FM局のパーソナリティーを努めたり、自身のバンド(ALLEY CATS LV)でのライヴ活動を行っており、オフィシャルサイトで活動状況を見ることができる。
 
また、聖飢魔Ⅱのオフィシャルサイトにもパートタイム・メンバー(笑)として載っており、今でもジェイル大橋代官として参加する時もあるようだ。
 
そうそう、お笑いコンビ、キャイ~ンの天野さんは高校の後輩だということです(笑)。
 
現在でもめちゃめちゃカッコイイ、大橋さん。こんなオッサンに育ちたい(爆)
 
 
そんなサムライ・ロック、「キャッツ・イン・ブーツ」の2枚のアルバムは、今でも大切に手元に残してある。
 
会社に遅刻しそうな時や、夜中に琵琶湖へ向かうお供に「ショットガン・サリー」オススメします。
思いのほか、早く到着できるかも知れません(爆)。
 
右 1st.DEMONSTRATION 左 2nd.KICKED & KLAWED